この授業では、初めに講義を受けた後、小中学校での授業を想定したプログラムを作りました。
さらに教室内で行うクイズやミニ講義を受け持つチームと、屋外で林業体験を受け持つチームに別れ、それぞれの準備や練習を行ってきました。
いよいよその成果を試す日が来ました。
まず、お隣の関市にあります洞戸中学校にうかがいました。
中学1年生の正式な授業です。
学年全部で12人と少人数でした。
室内チームがリードしてクイズをスライドショーで見せています。
3択クイズが数問続き、だんだん答えを考える問題へとステップアップしてゆきます。
ミニ講義をして前半を終了しました。
休憩をはさんで後半は屋外で、ロープ上げ、ぶり縄と梯子による木登り体験です。
初めに、デモンストレーターが見本?を示します。
司会役が説明を加えます。
ぶり縄の上り下りは特に注目度が高いので、腕の見せ所です
両方の体験をした後は、それぞれ好きな体験を続けてもらいました。
最後に「ロープ上げコンテスト」を行いました。
ルールはいたって簡単、ロープに波を送ってできるだけ高く上げるゲームです。
単純ですが、コツが必要です。
結果はボードに記録してゆきます。
最後に感想を聞いて終わりました。
次に中津川市立苗木小学校の授業でも、同じ内容のプログラムを、担当を変えて実施しました。
こちらは2クラス60名の大所帯です。
3択クイズも一斉に番号札を挙げてもらいました。
なぜ間伐をするのか?についてパワポのアニメーションを使ってのミニ講義です。
屋外体験は、学校から少し離れた ところに広い財産区有林があり、そこでロープ上げと、木登りを体験してもらいました。
まずはデモンストレーターによる模範?演技です。
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人数が多いので、木登りとロープ上げを二か所に分けて同時進行で行いました。
特にロープ上げは盛り上がっていました。
時間が無くてコンテストはできませんでしたが、感想を聞いて終わりました。
みんな楽しく感じてくれたようです。
この授業を通じて、学生たちは、専門的な知識や教育経験が無くても、林業のイメージアップと森林への理解が深められることを、解ってくれたと思います。
午後は、財産区役員の皆さんのご指導で、広葉樹の記念植樹をお手伝いしました。
以上、報告者 原島幹典