2015年11月27日金曜日

林業インタープリテーション授業風景

エンジニア科2年生の選択科目「林業インタープリテーション(IP)」の授業で、小中学校に出前授業をしてきました。

この授業では、初めに講義を受けた後、小中学校での授業を想定したプログラムを作りました。



さらに教室内で行うクイズやミニ講義を受け持つチームと、屋外で林業体験を受け持つチームに別れ、それぞれの準備や練習を行ってきました。


 
 




いよいよその成果を試す日が来ました。

まず、お隣の関市にあります洞戸中学校にうかがいました。
中学1年生の正式な授業です。  
学年全部で12人と少人数でした。

室内チームがリードしてクイズをスライドショーで見せています。
3択クイズが数問続き、だんだん答えを考える問題へとステップアップしてゆきます。




ミニ講義をして前半を終了しました。



休憩をはさんで後半は屋外で、ロープ上げ、ぶり縄と梯子による木登り体験です。

初めに、デモンストレーターが見本?を示します。
司会役が説明を加えます。

 


ぶり縄の上り下りは特に注目度が高いので、腕の見せ所です


 
 
両方の体験をした後は、それぞれ好きな体験を続けてもらいました。
 
 



最後に「ロープ上げコンテスト」を行いました。
ルールはいたって簡単、ロープに波を送ってできるだけ高く上げるゲームです。
単純ですが、コツが必要です。



結果はボードに記録してゆきます。
最後に感想を聞いて終わりました。




次に中津川市立苗木小学校の授業でも、同じ内容のプログラムを、担当を変えて実施しました。
  
こちらは2クラス60名の大所帯です。
3択クイズも一斉に番号札を挙げてもらいました。
 


なぜ間伐をするのか?についてパワポのアニメーションを使ってのミニ講義です。


 

 

屋外体験は、学校から少し離れた ところに広い財産区有林があり、そこでロープ上げと、木登りを体験してもらいました。
 
まずはデモンストレーターによる模範?演技です。



 
 




人数が多いので、木登りとロープ上げを二か所に分けて同時進行で行いました。





特にロープ上げは盛り上がっていました。
時間が無くてコンテストはできませんでしたが、感想を聞いて終わりました。
みんな楽しく感じてくれたようです。 




この授業を通じて、学生たちは、専門的な知識や教育経験が無くても、林業のイメージアップと森林への理解が深められることを、解ってくれたと思います。


午後は、財産区役員の皆さんのご指導で、広葉樹の記念植樹をお手伝いしました。


                                      以上、報告者   原島幹典
 

「蜜蝋キャンドルづくりとフェアリーランプの夕べ」を開催します!


もうすぐ12月。2015年が終わろうとしています。
皆さんはどんな一年を過ごされましたか?

森林文化アカデミーのオープンカレッジでは今年もニホンミツバチに関係する講座を行い、多数の方々の参加を頂きました。

ミツバチは様々な草木の花粉の媒介者であり、生態系の中で重要な役割を果たしています。また蜂蜜を提供してくれる生き物として古くから我々に利用されています。その針で刺すことがあるといえど、見た目の可愛らしさもあり多くの人々に親しまれています。



ミツバチから得られるものは蜂蜜だけではありません。その巣からは蝋(蜜蝋)も得られます。以前のブログでもミツバチの巣から蜜蝋を精製し、塗装用のワックスづくりをしたことを報告しました。

また蜜蝋はキャンドルとしても古くから用いられています。今回開催する講座では、ミツバチや蝋燭の話を聞きながら、その蜜蝋キャンドルを作ります。精製された蜜蝋の塊(ここではセイヨウミツバチの蜜蝋を使います)を湯煎して溶かし、ゆっくりと自分だけのキャンドルを作っていきます。ご自分でつくった蜜蠟キャンドルでクリスマスの夜を彩ってみませんか。




また当日の会場ではフェアリーランプ(※)の点灯も行います。その灯りの幻想的な雰囲気の中で、ゆっくりと一年を振り返り、ミツバチをはじめとする様々な生き物達が暮らす身の回りの自然環境に思いを馳せてください。



19世紀のイギリスの夜を彩ったガラスや磁器でできた、蝋燭を光源とする小さなランプ。1887年の王立植物学会の親睦会の卓上に1万5千個ものフェアリーランプが灯されたのをきっかけとして、上流階級に一挙に広まったとされる。


★開催日:平成271212日(土)16001900対象者:一般(親子等)
定 員:30
開催場所:岐阜シティタワー43(岐阜市)
参加費:500
参加申込:当日受付(16:0019:00の間随時受付。材料なくなり次第終了)
問合先:ニホンミツバチ協会(furusato.saisei@gmail.com

2015年11月25日水曜日

エンジニア科一年生の枝打ち練習

手鋸で枝を打つ (^o^)!


 エンジニア科一年生の『森づくり実習』、今日は原島先生が主体となって枝打ち練習です。
最初にゼミ室で、原島先生から枝打ちの方法、道具、木登り方法について説明を聞く。

 そもそもビール瓶の太さまで枝打ちすれば、無節材になること。一度に枝打ちし過ぎないこと。
そして造材を考えた枝打ちすることなどです。


 エンジニア科一年生は初めての枝打ちです。JIRIからは、枯れ枝打ちで樹皮の巻き込んだ
死節を作らないこと。そもそも立木すべてを枝打ちするのではなく、良質材として将来収穫する
予定の立木を選んで枝打ちすべきことを伝えました。

 枝打ちの道具として、枝打ち鎌、枝打ち鉈、枝打ちクラブ、枝打ち鋏なども説明。特に択伐林
で有名な関ヶ原町の今須で利用される「今須鉈」は680gと760gを説明しました。

 
また、JIRIからは、枝はどこで切断すべきか、枝を切る順序はどうか?

 枝座・枝隆・ブランチカラーと言われる部位を傷つけないことを伝えました。


 さて、いよいよ現場です。

 学生が向かうのは、手前の若いヒノキ林の斜面上方です。


 最初に低い平地で、枝の切断面を確認。

 ここの林は枯れ枝も多く、相当大変でした。 この枝は生枝を学生が切断したものですが、枝座
(ブランチカラー)までは切断していません。


 そして学生は地上、1mにぶり縄を一段のみ掛ける練習です。

 今日は原島先生の判断で、1m程度なので、安全帯無しで実施しました。

 とにかく、枝を切ることと、木に登ること、この両方の練習が主目的です。


 さて、目的地まで10分ほど登り、そこでラダーとぶり縄で登ります。

 なんと現場のヒノキは地上10cm程度から枯れ枝がびっしりついており、既に手遅れに近い。

しかし練習用に現地を貸してくださった所有者さんに恩返しすべく、丁寧に枝を切りました。


 ラダーで登る場合も、下から順に枝を切るのではなく、一度上まで上がり、下方に枝打ちしながら
降りてくる。 またノコギリを操作するポジショニングは、目線より下で操作することが重要

 それらを心がけながら、切った枝跡を、目と手の感触の両方で確認して、枝打ちを進めます。


 わずか一段のぶり縄ですが、学生はバランス良く棒の上に立って、枝を切り進んでいきました。

 地下足袋の威力でしょうか。誰一人、足を滑らせることなく、うまく木に登って作業していました。


 中には軽登山靴で、ぶり縄をこなす学生もいます。

 もともと身軽で、バランス感覚が良いからできますが、ぶり縄には地下足袋の方が似合うかも?


 さて、朝から夕方近くまで枝打ち作業に明け暮れましたが、最後に記念撮影です。

 意外に全員が元気で、まだまだパワーが有り余っているようでした。 みんなご苦労様!


 本日、実習に現地を提供して下さいました所有者さま、誠に有り難うございました。
今後も宜しくお願い致します。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

入学願書の受付が始まりました!

12月の入学願書の受け付けが始まっています。
第2回目の入試は12/19(エンジニア科)、12/20(クリエーター科)です。
受験は第5回まで予定されていますが、合格者が早期に定員に達すると3月の入試は行われない可能性があります。受験をお考えの方は、早めの手続きをお勧めします。

2015年11月24日火曜日

子どもと一緒に夢のまちつくりーけん美ランド完成

アートまるケット関連ワークショップ 
「夢のまち・けん美ランド」つくり
みんなでお家の花を咲かせよう!
アートまるケット関連ワークショップ として、子どもたち約30名と、けん美ランドという街をつくってみました。
午前の部、朝10時からのワークショップに、約30名が集まって受付です。
受付の後は、自分のお家になる岐阜県の木を使った木っ端を、選びました。


木っ端は先ずサンドペーパーできれいに磨きながら、木材の特徴を体験します。
 重さ、あたたかさ、冷たさ、香り、感触。。。。。。。。。
みんな違います。

窓とドアのデザインと位置が決まったら、
焼き印をオーダーします。
自分だけの夢の木造家屋。
ワクワクしながら、自分のお家ができあがるのを見ています。

次は、えごま油でピカピカにします。


出来上がったら、次は住所登録。
地図をじっくり眺め、どんな場所がいいか考えてみます。

心が決まったら、住所登録。



もう一度今度はお気に入りの板一枚を、登録票用に選びます。


みんな自分の住所を発見して、置いてみます。




こんな素敵な街が出来ました。


さて、最後は、ご近所探しです。

ご近所さんへ自己紹介
新しい友達です。


午後の部も盛況に終わり、約50名の方々は、けがもなく夢の街を完成させることが出来ました。
2015年11月22日現在のけん美ランド
12月13日まで、この街は変化し続けます。
木造建築・街計画そして家のデザインにご興味のある方は、開催中是非足を運んでみてください。





2015年11月23日月曜日

目指せキャンプインストラクター

ダッジオーブンも極めろ!


 森林文化アカデミーのオープンカレッジ講座『キャンプインストラクター養成講習』、今年も岐阜
県キャンプ協会指導の下、野外活動の安全や野外炊事、レクレーション、ロープワーク、キャンプ
ファイヤー、自然観察の手法など、様々な項目を学ぶ三日間が開催されました。

 今回は講座始まって以来の少ない参加者で、どういう訳かアカデミーの学生18歳が4名と一般の
男性60歳が1名の合計5名。

 最初に岐阜県キャンプ協会の鹿嶋昌幸会長から、三日間の心得とキャンプについてお話をお聞き
して、いざ実践へ。


本日最初は「野外でのパンづくり」、今回は強力粉を使って手捏ねした生地を予熱したダッジ
オーブンで発酵させ、その後に空気抜きして、ダッジオーブンで焼き上げる。

 なんと、今日はテレビカメラ(CCN)の取材と、新聞社のダブル取材もありました。


 パンづくり指導者は、パンをつくって30年以上という野崎先生、この野崎先生は岐阜県キャンプ
協会専務理事の野崎英雄先生の弟さんとのこと。

 参加者自身に、パンづくりの楽しさ、心得、技を判りやすく指導して下さいました。
約40度のダッジオーブンで発酵させると、大きなパン生地が出てきました。


 パン生地をちぎって、空気を抜いて、猫の手でぐるぐる回すと、丸いパンができる。

「ほら、やってみよう!」と言われても、先生のようにきめの細かいパンに仕上がらない。

 それでも何とか作り上げて、見事なパンを焼き上げました。


 さて、一日目の夜はロープワークの実習や、安全に関する項目など、様々なことがらを学び
焚き火と星空を眺めながら、楽しい一時を過ごしたのです。

 続いて、二日目です。

 朝から野外活動の安全の考え方、安全指導、天気対応などについて学び、メインは何と言っても
野外料理、キャンプ協会の林先生の指導によって、ダッジオーブンできのこご飯を炊き、ダッジ
オーブンで里芋の芋煮汁づくりです。


 牛肉が入ると、加藤さんは大はしゃぎ? 湯気が美味しい香りを漂わせています。
具材に火を通す手順や、火加減の調整方法、そして全体的な味付け方法、様々を学びました。


 鹿嶋先生がきのこの炊き込みご飯のフタを取ると、これまた美味しそうな湯気が立ち上りました。

 ご飯は炊きあがって、10分ほど蒸らしたら、ご飯を切るようにかき混ぜなければいけません。
またこのときに、ご飯を捏ねないように注意を払って、味を均一に素早く馴染ませます。


 さて、午後5:00ですが、本日の夕食タイム。 鹿嶋先生の合図で「頂きます」と言って、楽しい
夕食の一時を過ごしました。

 夜にはキャップファイヤーの種類、手法、管理方法について学び、ティピーテントで語り合った
のです。

 さて、今日は三日目、

 朝食はホットドックをホイルで包み、それを飲み終わった牛乳パックに入れて、焚き火に入れる。
そうしてホットドックを完成させて朝食としたのです。

 本日はJIRIによる自然観察がメインですが、その前に昼食用の「災害時における食事」を学ぶ
ための下準備。

 災害時に限られた水を無駄にせず、ご飯を炊ける無洗米の価値について考える。それと同時に
その無洗米で、いかに少量の水でご飯を炊くかを学びます。


 無洗米を災害用の特殊な袋に入れて、水を注ぎ、それをお湯で煮る。そのための下準備です。

ちなみに、このお米を煮るお湯は、そのままみそ汁などに転用します。無駄のない利用を考える
のもキャンプの基本ですね。


 さて、仕込みが終われば、JIRIによる自然観察を開始。学生たちは以前聞いたことのある
内容でしたが、どういう訳か思い出せない。 しかし、自然の中には面白いことがいっぱいある。
 それを実感した二時間を過ごしました。

  そして試験を終了して、見事全員が合格。 最初に今井さんが合格証書を鹿嶋会長から
受け取りました。みなさん、おめでとう(^o^)!


 このキャンプインストラクター講座、毎年この時期にかいさいしていますので、来年もみなさん
ご参加下さい。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。