2011年8月9日火曜日

セルフメイドゼミ~川尻先生~

夏です。岐阜も毎日暑い日が続いています。

さて、夏休みですが、そんな真夏の8月4日の1限目。
��年生クリエーター科の授業、「セルフメイドゼミ」を行いました。

セルフメイドゼミは、生徒が自ら授業を企画して行うものですが、
今回は、「今年度新任の先生の授業を受けたい!」の第二段で、
川尻先生にお願いしました。

川尻先生は、新任の先生といっても、アカデミーの開学当初の頃にも勤めていらっしゃいます。
開学前の準備にも携われていて、その1つに
アカデミー敷地内の植栽計画をされたそうです。

アカデミー内には、多種多様な植物があるわけですが、
そのうち、7割を川尻先生が選択されたとのことです。

今日は1時間半しか時間がなかったので、
そのうちのわずかではありますが、
アカデミー構内を廻りながら紹介していただきました。

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構内とはいえ、真夏日なので、ご覧の通り、皆帽子やタオルを持っての参加です。
でも、木陰が気持ちいい!

さて、紹介していただいた植物について、一部ご紹介します。


コナラ

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少し前まで、薪などに使われ日本人の生活に欠かせなかった木です。
そのためか、ミズナラに比較すると大きな木はあまり残っていないそうです。


ミズナラ

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岐阜県では、奥山に多く残っていて、家具に使われるそうです。
実は、あの黒澤明監督は、黒田タツアキさんという方に、ミズナラで家の椅子を作ってもらっていて、それはそれは大事にされていたそうです。
コナラより、ねじれにくいのも家具に使われる理由のひとつだそうです。


シデコブシ

春に白い花が咲きます。山の中でも時々咲いていて、この花は、田植えの時期の目安として使われていたんだそうです。そのため、タウチバナ、タウチザクラとも呼ばれているんだそうですよ。


マンサク

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岐阜県の白川郷の合掌造りにも使われている木です。
あれ、でもとても細い。
どのように使われているかというと、マンサクの枝を、ロープ変わりとして使われているんです。生のままか、蒸して使うことで、縛った後日に日に締め上げていってくれるんだそうです。


ヤマボウシ

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この実は、ヤマイチゴとも呼ばれているそうです。木は、弾力があるので、餅つきのキネの頭の部分によく使われているそうです。ちなみにウスは、穀物用にマツ、餅つき用にケヤキは使われているのだそうで、以前は2種類使いわけられていたそうなので、ウスを使うときは間違えないように要注意。(よく間違える人がいるそうです・・・私も知りませんでした!)


カツラ

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茶色くなった葉はとても甘く香ります。飛鳥大仏や、法隆寺釈迦三尊像に使われているそうです。

と、ここまでで川尻先生に説明して頂いた半分くらいの樹木を紹介しました。
この先もまだ、ケヤキ、ホオ、クス、トチと紹介していただきました。

どの木も昔、今の日本人の生活に密接しているなあというのをしみじみ感じました。
特に昔の人の、暮らしの知恵というか、木に対する知識というのはすごい!と思いました。

とても楽しくお話をしていただいたので、1時間半はあっという間でした。
実は、教室を出てすぐのところで、1時間もたってしまったぐらいです。
アカデミーには、まだまだたくさんの樹木があるわけですが、今回お話を聞けたのは、そのうちのごくわずかだったようです。

続きを知りたい方は、ぜひ川尻先生を訪ねてみてください。


クリエーター科 2年 北野

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