
到着してすぐに、京都府内の小学4年生への実際に環境についての実験プログラムを行っているところを見学させてもらいました。子どもが楽しみながら実験するためにどんな声掛けをしているのか、大人数を移動させるときにスタッフはどんな立ち位置にいるのか、キャンプや子ども対象のプログラムを行うときに参考になる学びがたくさんありました。

そのあと施設の上から下までじっくり見学しました。案内してくださったのは、京エコロジーセンターのチーフインタープリターとして活躍されている、我らがアカデミー、エンジニア科1期生の岩松洋さん!展示の内容をひとつひとつ丁寧に解説してくださいました。
流し台に水槽を置いて、手洗いにどれだけの水を使っているかが見えるようにしたり、ひとりあたり一日の水使用量を、それと同じ量のペットボトルをつなげることで表現したり、普段意識していないことを形として見えるように工夫された展示はとてもわかりやすかったです。また、展示方法もさることながら、環境問題が自分たちの生活とつながるように、相手に考えてもらうような問いかけを必ず行っていた岩松さんの解説には、「人に伝える」ことを学んでいる私たちとって、たくさんの大切な要素がちりばめられていました。

京エコロジーセンターは、都市型の環境教育施設としての使命をずっと持ち続けている、ステキなところでした。また私達の先輩が活躍している姿を実際の現場で見ることができたのもよかったです。岩松さん、お忙しい中ほんとうにありがとうございました!
��クリエータ科2年 環境教育インタープリテーション研究会 西岡 里子 談)