12月2日、岐阜県内の教員研修(専門研修)をアカデミーで実施しました。
午前中は、しいたけブラザーズの横田さんを講師に、シイタケの駒打ち体験を実施。
そして午後からが、私ナバの担当で森林体験、体験学習、インタープリテーション
についての研修を行いました。
これほどの内容を半日でカバーするのは正直難しいのですが、研修
自体を「体験学習法」を用いて実施することでなんとかならないかと挑戦してみました。
まずは、ナバ考案の「つりぼっくり」からスタート。マツボックリを麻紐の輪で釣る
この体験、途中「なぜ釣れないのか」「どうしたら釣れるのか」から「こうすれば
いけるのかも」となり、「つれた!」となって「応用してみよう」「次はこうやってみよう」
となっていくのですが、この中にも既に体験学習の基本的な要素が入っているワケで、
終了後、皆さんとそのあたりについてふりかえってみました。
その後も、いつものどんぐりコロコロゲームや、どんぐりを鼻につめて飛ばしっこ競争をしたり、
どんぐりじゃんけんしたり、薮こぎ体験しながら道なき道を何もしゃべらずに登っていく体験、
そして最後は「森のスライドショー」をして、最後は気づきや学びの共有をして終わりました。
途中、久津輪先生が通りかかったので、各自グリーンウッドワークのプチ体験を数分
してもらうことに!こんなハプニングを活用できるのもいいですよね。受講生も喜んで
ました。(見るのとやるのとでは全く違う=これも体験してはじめてわかることです)
研修後の感想からはなかなかの手ごたえがあったようにも思いますが、そこから得た
気づきや学びが本当に身についたか、現場に戻って活かしていけるかどうかは。。。。
今後わかると思います。
現場の先生方の間でもとかく誤解されがちな「体験」と「体験学習」、
この大きな大きな違いに気づいていただけたでしょうか。
後日先生方にもう一度聞いてみたいことろです。
��環境教育 インタープリテーション研究会 講師 萩原ナバ裕作)