2012年11月6日火曜日

北海道から森林文化アカデミーへ留学生を!


北海道といえば、「木育」発祥の地。その木育の理念をつくり育ててきた団体、「木育ファミリー」さんから招かれて、北海道へグリーンウッドワークを普及しに行ってきます。

そもそものきっかけは2年前、木育ファミリー代表の煙山泰子さんと私が木育をテーマにした座談会でご一緒したことでした。会場に足踏みろくろや削り馬を持ち込んで、煙山さんにも体験していただくと、「これは面白い!北海道でもやりたい!」。以来、北海道側でいろいろ受け入れ準備をしてくださり、こうして実現することになりました。

森林文化アカデミー卒業生でNPO法人グリーンウッドワーク協会事務局の小野敦さんと一緒に行ってきます。卒業生と一緒に仕事ができるのもいいですね。日高地方のむかわ町穂別地区にある小学校の廃校をグリーンウッドワークの拠点にしたいとのご相談を受け、8月に続いて2回目の訪問です。

前回訪問した際には、「グリーンウッドワークを本当に穂別に根付かせたいなら、穂別から若者を一人、留学生として森林文化アカデミーへ送ってください。道具の研ぎ方、小物や家具の作り方から、講座の運営の仕方にいたるまで、2年間ですべて教えてお返ししますよ!」と町役場の方に言いました。「それは面白いですね、役場内で相談してみます」とのお返事をいただき、今回の訪問ではそんな夢のあるお話もすることになっています。

北海道から森林文化アカデミーへの留学生、実現するとすばらしいと思います。いずれは北海道と岐阜で、木育交換留学もいいですね。

留学と言うと海外へ、というイメージですが、国内の先進地どうしで学び合う留学も、もっと増えていいのではないでしょうか。森林文化アカデミーはそんな留学生たちを全国から受け入れられるだけの魅力に溢れた学校だと思います。