2013年5月29日水曜日

世界初?「すいトマトん」登場!? これが卒論テーマなの?

 キャンプ中、子どもと一緒に作れる「楽しくて」「安くて」「はやくて」「簡単で」「おいしい」
そんな夢のようなレシピを考案したい。

エンジニア科の近藤君(通称、コンケン)の課題研究(卒論)はそんな思いからスタートしました。

巷で行われているキャンプを見ていると、あまりにも料理が懲りすぎていたり、その逆で、カレーや豚汁、バーベキューなど定番過ぎたり。。。




 さらに、料理を作るのに時間がかかりすぎたり、その間、邪魔になりがちな子どもはほっとかれていたり、気がつくと大人たちがキャンプ中にず~っと料理を作り続けていたなんてこともよく見る光景です。

もっと子どもたちも「一緒に」なって楽しめるキャンプ料理づくりはできないものか。
せっかく野外に来ているのだから、料理はシンプルに、そして余った時間で自然体験して欲しい。

ということで、コンケンはこれから数々の現場でいろいろなオリジナルキャンプレシピを考案していくことに挑戦しはじめました。

その第一号が、先日の巣を作ろうプロジェクトの日に登場。


「すいとん」の団子の中に、ソーセージやチーズ、はんぺんなどがくるまれていてそれらがトマトベースのスープに入っている料理、名づけて「すいトマトん」。

 
前日の夜、試作をし、非常勤講師をはじめ他の学生からのフィードバックを受け改善したものを、巣をつくろうプロジェクトに参加した子どもたちに試してみました。

まるで粘土遊びのような「すいとん」づくりと、
中にいろいろくるむ作業が子供たちの心をつかんだのか、
楽しそうに皆で料理していました。




出来上がった料理もなかなかの味。

「もっと皮が薄いほうがいいかなぁ~」とか
「もっとパンチの効くコクが欲しいなぁ~」など
参加者からいろいろなコメントをもらっていました。

コンケンの課題研究(卒論)、好調なスタートを切ったようです。

キャンプで子どもと一緒に作れそうな「楽しい」レシピのアイデア、思いついたら教えてください。


自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
なんちゃって先生
萩原ナバ裕作