林業再生の2年生 課題研究の進捗状況は?
林業再生講座2年生の中嶋さん、田中さん、渡邉さんの3人。
来月初旬の中間発表を前に、林業再生講座内での課題研究進捗状況発表を行いました。
林業再生講座の1年生全員と林業再生講座教員4人が、厳しし目で発表を評価しました。
まだまだ、最初の段階なので固定した課題名は記しませんが、
・作業日報管理による情報の見える化
・広葉樹林施業の可能性を探る
・福島の林業従事者の労働衛生管理 などを選んでいます。
林業の現場では作業日報をつける習慣が少なく、作業の進捗状況を把握しきれていない現状
にありますが、それを「見える化」して、ボトルネックを探るような進捗管理に結びつけようと課題
研究に取り組んでいます。
広葉樹施業については、シイタケ原木林施業に特化すべきか、薪炭林施業に特化すべきか、
それとも有用広葉樹施業か、人工林の不成績造林地の針広混交林施業か、様々な選択肢を
絞れずに、困っています。
福島県に居住する決心をもっている渡邉さんは、前職の看護士の経験を生かして、原子力発電
所事故以降の林業従事者の心的ストレスケアを中心に、「何をすべきか」を考えています。
まだまだ、骨子が固まりきっていませんが、あと4週間後に中間発表です。
みなさん頑張りましょう。
以上報告、ジリこと川尻秀樹でした。