高性能林業機械のレンタルを行っている株式会社ヨシカワ様にご協力いただき,
機械の操作実習を行いました。
長野県林業大学校との交流も兼ねており,
長野と岐阜の学生が混じって実習を行います。
午前中は,高性能林業機械についての基礎講義とメンテナンス実習です。
ストローク式ハーベスタとローラ式プロセッサの違いを
実演しながら比較して頂きました。
ストローク式ハーベスタは,枝払いをする力が強く,
枝が硬いアカマツ等でも枝払いできます。
しかし,送材速度はローラ式には劣ります。
チルト機能がついているので,伐倒も出来ます。
実際に枝付きの伐倒木を使って,枝払い,造材を
見せていただきました。
こちらは,ローラ式プロセッサです。
午後からは実際に機械のメンテナンスを行いました。
グリスを使ったクローラの張り調整です。
クローラが外れたときに,とても役に立ちます。
株式会社ヨシカワ様のサービス担当者の方が
ずっと付いてくださり,丁寧にやり方を教えていただきました。
バケットの取替えです。作業道の開設時はバックホウとして使い,
集材時はグラップルとして使うため,現場で取り替えるということが
多々あります。
ピンを抜いて,再び差し込むのですが,
ちょうどバケットのピン穴とアームのピン穴の位置を合わせるのが
はじめは少し戸惑います。傾斜がある現場でやると,さらに難しいかも
しれません。
今日は基礎的なメンテナンスを中心に行いました。
明日は機械の操作演習です。