岐阜の里山環境と、建築における木育を体感し、「里山活用」は地域資源の有効利用につながることを学ぶ3回連続講座です。三輪北の歴史華街道プロジェクトを舞台に展開される講座です。
この日は、生態学から里山地域岐阜市三輪北の地域を理解する講座でした。
先ずは、三輪北で歴史華街道プロジェクトを行っている地元の人々から、真長寺でお話を聞きました。
このプロジェクトの前身である歴史をキーワードにした散策マップと、真長寺文化財保存会の活動を軸に、この三輪北の地域を勉強しました。
地域の話を聞いたあと、いよいよ外へフィールドワークです。
実際に見て、触って、臭いをかいで体験します。
この地域の環境を、植物、水、文化を中心に解説していただきました。
クリの花が見事に咲きほこっていたので、おしべとめしべを解説していただきます。
三輪北の一番短い散策ルートですが、いろんな集落の顔を見せてくれます。
ここは昔水を汲みに来たといわれる、涌水の場所その1
春のお祭りに、祭事を知らせる鳥居も建っている場所でした。
もみじが見事なスポットも多く見られ、これは大もみじ。
今回の散策ルートにある大智寺の境内には、岐阜県指定天然記念物に指定されてい大杉がありました。大きさで言うと、日本で第2位ではないかという話も住職さんに聞くことが出来ました。 推定樹齢700年、
この日は、第一回目ということで、今回の連続講座の趣旨とプロジェクトの場所である三輪北地域の勉強を主に行われました。24日は、第二回目で、真長寺での活動をサポートする構築物をつくり始めます。里山林から建築を考えて材料を作る体験です。
こうやって、持続可能な森林のあり方や循環型社会について理解を深めるための連続講座は続きます。