2013年9月9日月曜日

森林の自然の姿を知ろう 〜生涯学習講座「身近な森の手入れ・入門」


森林文化アカデミー生涯学習連続講座「身近な森の手入れ・入門」の第一回が9/8(日)に開講されました。

全4回の連続講座では、身近な森を手入れしようと考えている一般の方対象に、手入れに関する考え方やその方法を学んでいただきます。前半の2回では、岐阜県の代表的な天然林にて森林の成り立ちについて学び、次に手入れをする前に必要な樹木の見分け方を学びます。後半の2回では身近な森林の現状と林の手入れに関する手法を座学と実習をセットに体験的に学んでいきます。

第一回当日は生憎の雨でしたが、参加者の方は皆熱心に山を歩かれ、県南部の照葉樹林と、県北部に広がる温帯性の落葉広葉樹林の違いを体験されていました。特に異なる植生帯に属する林の構成樹種の違いや、林内の明るさ、林床植生と更新、階層構造などの違いを実際に感じてもらいました。

鶴形山の照葉樹林

西ウレ峠の温帯性落葉広葉樹林


これらの体験を後半の講座で林の手入れを考える際の参考にしていただきたいと思います。

参加者の皆さん、雨の中お疲れさまでした!
また次回もしっかり学習しましょう。