数年前は、ガチガチの粘土だけだった畑も、毎年ワラや落ち葉やコンポストや放線菌
を足してきたことで、ほんの少しではありますが、確実に土が生き返ってきたようです。
土ができたと言っても表面1センチあるかないか。その下は相変わらずのガチガチなんですが、大地を裂くような勢いで成長していました。
お昼は収穫した芋で焼き芋&パスタにこれまた畑で穫れたトマトとバジルと唐辛子
を混ぜてペペロンチーノをみんなでパクリ。
そうそう、学生の「こまち」こと佐藤大介君がこの日誕生日だったので
サツマイモのツルを編んで王冠つくってみんなでお祝いもしました。
石の蓄熱と放熱を利用した天然の温室です。
2日目は、畑で穫れたものを調理する場所づくり。
チームに分かれて「アースオーブン」を作りました。
山村づくり&IPコースの学生はアカデミー内の粘土を堀り、原始人か子どものように裸足で泥をこねてオーブンづくりの準備。
そして両者の準備が完了した時点で合体!
全員の気持ちがこもった素敵なラインのアースオーブンができました。
(乾燥&焼き入れ&漆喰塗りの作業がありますが。。)
来年は、畑で穫れた小麦とバジルとトマトで「ピザ」を作る予定。
そんなこと考えているだけで、空間が楽しく見えてきます。
パーマカルチャーは持続可能な空間づくりのデザイン。
単なる畑づくりの手法ではありません。
それをじっくりと体感できる2日間でした。
自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
なんちゃってせんせい
萩原ナバ裕作