2013年12月4日水曜日

GISを活用して「里山ふれあいマップ」をまとめる


 前回の地域計画法演習の現地調査に引き続き(過去の記事を参照してください)、今回は集めたデータを元に、地元の人に見ていただくマップの作成を行いました。

最初に、GISについて概要を説明。ベースになる地図をどうやって作成するか学びます。現在は様々な地図がWeb上で公開されており、入手もしやすくなりました。特に岐阜県は「県域統合型GISぎふ」を整備して各種GISデータを一元的に管理しており、インターネットに接続できる環境であれば閲覧も自由です。岐阜県共有空間データなどが便利です。


今回作成するマップは「1.ベースの地図」の上に、前回馬瀬を訪れた際に説明を伺った「資源になりそうなポイント」で「2.撮影した写真」と、そのポイントを「3.説明する文章」の3つの要素で構成されています。


各自が手分けして3つの要素を手際よく整理していきます。しかしベースの地図の作成にはなかなか手間がかかりました。一日かけて夕方にはデータを盛り込んでひとつの地図が完成! 手直しをしたあと、いよいよ来週には地域住民の方に見て貰いながら、地元の資源を再認識していただき、活用法を探る集会が行われます。地域計画はこれからが本番です!


山村づくり講座教員 柳沢直