2013年12月1日日曜日

En1林木育種・育苗|白鳥林木育種事業地の見学

11/29にエンジニア科1年生の「林木育種・育苗」の実習で岐阜県白鳥林木育種事業地に行ってきました。

岐阜県には林木育種事業地が3カ所有り,その中の一つが今回の白鳥林木育種事業地になります。ここでは主にスギとヒノキ,アカマツの苗を作るための種子を生産しています。現地では管理をしている中島さんに詳しい説明をしていただきました。

岐阜県では年間26 kgのヒノキの種子を販売しているそうですが,それはいったいどのくらいの数の苗木になるのでしょうか? 手元にあった12 gの種子を皆で分担して数え上げ,発芽率35%と得苗率55%という数字からその数を予測しました。手元の12 gに含まれていた種子数は7441個であったので,310万個の苗が得られる勘定になります。

マツの球果を乾燥させて種子を出させている様子です。この他にヒノキやスギの球果の乾燥の様子も見学させてもらいました。

ハウス内でヒノキのコンテナ苗を栽培している様子です。コンテナ苗では2年で山出しすべく,肥料を使って成長をコントロールしているそうです。肥料の与え具合により,成長の度合いが異なる様子を実感することができました。

同事業地ではスギやヒノキ,アカマツの他に県内の天然記念物に指定されているサクラである,淡墨桜や臥龍桜などを接ぎ木で繁殖しているそうです。接ぎ木の台木にはオオシマザクラやエドヒガンが使われるそうですが,淡墨桜や臥龍桜などのサクラではエドヒガンの方が活着が良いそうです。

最後に種や穂を採取するための木を見せてもらいました。効率よく生産・採取するための樹形になっていることが理解できたでしょうか。中島さん,寒い中,解説ありがとうございました。

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