今日はエンジニア科1年生の『気と木材を知る(応用編)』二日目、担当教員は久津輪先生とサブ
のJIRIです。
昨日、学生たちと柳澤先生、久津輪先生で採取してきた16種類の樹木を材料に、「木のお家型木
材標本づくり」です。
そこに森林文化アカデミーを表敬訪問された社民党の福島みずほさんとそのお仲間の方々が
飛び入り参加されました。
アカデミー全体を見学されるととに、学生の授業風景をご覧になり、木材を削る体験もされて
楽しい時間を過ごされました。
山で採取した丸太を樹木の繊維に沿って割り、その割り木を削りだして、柾目・板目・樹皮つきの
木材標本でありながら、小さなお家をつくります。
削り出す途中で、木材の香りや色合い、硬さ、肌触りなど、五感をフル活用して、標本の説明シナ
リオを考えながらの作業です。
課題となる材料は①サカキ、②ヒサカキ、③コナラ、④アベマキ、⑤クスノキ、⑥リョウブ、⑦クリ、
⑧アカマツ、⑨カスミザクラ、⑩ウワミズザクラ、⑪カナメモチ、⑫アカメガシワ、⑬コシアブラ、
⑭タカノツメ、⑮アラカシ、⑯ソヨゴです。
写真の右側が一般的な標本、左側は子どもさんたち用のお家型の木材標本です。
学生たちは一週間後までに、それぞれの樹木の特徴や木材としての利用価値などを調べて
報告する予定です。
以上報告、JRIIこと川尻秀樹でした。