2014年11月9日日曜日

歴史をつくれ、学校対抗『伐木選手権』開催 その1

森林文化アカデミー・長野林大・京都林大が技を競う

 

 未来の林業技術者を育てる森林文化アカデミー、長野県林業大学校、京都林業大学校の3校が
伐採技術を競う『伐木選手権』を開催しました。

 長野林大と京都林大の選手たちは、前日から森林文化アカデミー入りして、翔楓祭にもご参加
頂きました。

 選手宣誓は京都林大の選手が、


 競技前に競技の説明  ①ソーチェーンのつけ替え
                ②丸太の垂直切り合わせ
                ③丸太の水平薄切り
                ④フェリングレバー利用による伐倒
                ⑤伐採木の運搬     これらを1チーム4名でこなす。

  説明が終わったら、飯嶋さんのリードで準備体操、「もくもくストレッチング」

 さて、準備万端。

   3校の出場順を割り箸のくじ引きで決定する。計測係の笠木さんの出した割り箸を代表の
  3選手が引く。
    


 順序は森林文化アカデミー、京都林大、長野林大の順。

  第1競技 ①「ソーチェーンのつけ替え」はガイドバーもソーチェーンも逆についているものを、
ガイドバーもソーチェーンも正常にセットする。




 森林文化アカデミーはスチール社、京都林大と長野林大はハスクバーナで競う。

 それぞれのチェンソーによって、ナットの数やソーチェーン張り方が異なります。
この競技は、京都林大、森林文化アカデミー、長野林大の順。


 
 次は第2競技、②「丸太の垂直切り合わせ」です。
前の競技で1位だった京都林大が最初に挑戦、見事なチェンソーさばきで、合わせ切りを仕上げ
ました。
 


 二番手は森林文化アカデミー、自己ベストを目指して合わせ切りに挑戦しますが、緊張の
あまり実力を発揮できず!


 三番手は長野林大の選手、素早い操作で簡単に合わせ切りを終えました。
どの選手もそれなりにうまく合わせ切りをし、審判の遠藤さんも厳密な審査に苦慮していました。


 第3競技は「丸太の水平薄切り」です。
  この競技では3枚の円盤をカットし、そのうちで最も薄く、全方向の縁がある円盤一枚を審査
申告するものです。

 京都林大の選手は前競技とともにうまく、3枚とも極薄の円盤を仕上げました。


 二番手は森林文化アカデミー、言い訳になりますが彼は競技直前まで、翔楓祭の販売品づくり
で忙しく、練習が出来ていませんでした。

 その結果、いつもほどの成績を上げることが出来ませんでした。しかし仲間の声援は最高潮!



 三番手は、長野林大の選手。
一つ目のはなかなかのでみ、二つ目は相当イイでき、三つ目は余裕の丸太伐倒。

 競技でありながら充分楽しんでくれましたし、観客を楽しませてくれました。
 さて、この続きは3日後に掲載します。
みなさん、結果はあと3日間おあずけです。
 
 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。 http://gifuforestac.blogspot.jp/2014/11/blog-post_78.html