未来の林業技術者を育てる森林文化アカデミー、長野県林業大学校、京都林業大学校の3校が
伐採技術を競う『伐木選手権』を開催しました。
長野林大と京都林大の選手たちは、前日から森林文化アカデミー入りして、翔楓祭にもご参加
頂きました。
選手宣誓は京都林大の選手が、
競技前に競技の説明 ①ソーチェーンのつけ替え
②丸太の垂直切り合わせ
③丸太の水平薄切り
④フェリングレバー利用による伐倒
⑤伐採木の運搬 これらを1チーム4名でこなす。
説明が終わったら、飯嶋さんのリードで準備体操、「もくもくストレッチング」
さて、準備万端。
3校の出場順を割り箸のくじ引きで決定する。計測係の笠木さんの出した割り箸を代表の
3選手が引く。
順序は森林文化アカデミー、京都林大、長野林大の順。
第1競技 ①「ソーチェーンのつけ替え」はガイドバーもソーチェーンも逆についているものを、
ガイドバーもソーチェーンも正常にセットする。
森林文化アカデミーはスチール社、京都林大と長野林大はハスクバーナで競う。
それぞれのチェンソーによって、ナットの数やソーチェーン張り方が異なります。
この競技は、京都林大、森林文化アカデミー、長野林大の順。
次は第2競技、②「丸太の垂直切り合わせ」です。
前の競技で1位だった京都林大が最初に挑戦、見事なチェンソーさばきで、合わせ切りを仕上げ
ました。
二番手は森林文化アカデミー、自己ベストを目指して合わせ切りに挑戦しますが、緊張の
あまり実力を発揮できず!
三番手は長野林大の選手、素早い操作で簡単に合わせ切りを終えました。
どの選手もそれなりにうまく合わせ切りをし、審判の遠藤さんも厳密な審査に苦慮していました。
第3競技は「丸太の水平薄切り」です。
この競技では3枚の円盤をカットし、そのうちで最も薄く、全方向の縁がある円盤一枚を審査
申告するものです。
京都林大の選手は前競技とともにうまく、3枚とも極薄の円盤を仕上げました。
二番手は森林文化アカデミー、言い訳になりますが彼は競技直前まで、翔楓祭の販売品づくり
で忙しく、練習が出来ていませんでした。
その結果、いつもほどの成績を上げることが出来ませんでした。しかし仲間の声援は最高潮!
三番手は、長野林大の選手。
一つ目のはなかなかのでみ、二つ目は相当イイでき、三つ目は余裕の丸太伐倒。
競技でありながら充分楽しんでくれましたし、観客を楽しませてくれました。
さて、この続きは3日後に掲載します。
みなさん、結果はあと3日間おあずけです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。 http://gifuforestac.blogspot.jp/2014/11/blog-post_78.html