タイトルは、ズバリ
「木工xFabの可能性~デジタルファブリケーションとものづくりとまちづくり~」
ここ数年、「デジタルファブリケーション」という言葉を見聞きすることが多くなってきました。ファブリケーションとは“ものづくり”を意味し、デジタルファブリケーションとは、3D プリンター、レーザーカッター、CNC などの電子工作機器を活用したものづくりを指します。
このデジタルファブリケーションがものづくりの在り方を大きく変えるといわれてきました。それは「個」へのパワーシフトです。これまで大きな設備がないとできなかったことが、機器の低価格化が進んだことや、それらの機器を気軽に利用できる場所が増えたことで、より多くの人が、モノを生み出すことを楽しめるようになってきたのです。
そして、ものづくりのすそ野が広がる中、日本の資源である森林資源とデジタルファブリケーションを結びつける動きや、さらにはそこから地域の活性化を模索する動きも出てきました。
IAMASやその卒業生、そして森林文化アカデミーも加わった共同プロジェクト"Craft, Fabrication and Sustainability" |
株式会社飛騨の森でクマは踊る(公式HPより) |
今回のイブニングセミナーでは、国内外のデジタルファブリケーションの動向に詳しく、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)にて Innovation 工房を主宰し、地元企業と協業でプロダクト開発などに取り組む小林茂教授、そして今年の春、飛騨市、株式会社ロフトワークと株式会社トビムシが設立した官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)」の松本剛氏をお招きして、デジタルファブケーションと木工との掛け合わせで見えてくる可能性や、さらに日本の林業への挑戦、そしてそこから生まれる地方の活性化についてお話しをしたいと思います。
●講座名
「イブニングセミナー④ 木工xFabの可能性」
~デジタルファブリケーションとものづくりとまちづくり~
●開催日時:平成27年9月25日(金)18:30~20:00
●開催場所:ぎふメディアコスモス 「あつまるスタジオ」
●講師:
松本 剛(株式会社飛騨の森でクマは踊る 取締役)
小林 茂(IAMAS 情報科学芸術大学院大学 教授)
和田賢治(岐阜県立森林文化アカデミー 講師)
●定員:20人
●対象者:一般
●参加費:無料
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●申込方法:オープンカレッジ申し込みフォームから