2016年2月22日月曜日

ゼロ災害で行こう、「よし!」

架線応用実習と伐木実習で、伐採とエンドレスタイラー索張り

 本日はエンジニア科2年生の架線応用実習、1年生伐木実習の合同授業をしました。
 指導教員は杉本先生とJIRIです。

 最初に、実習ゼミ室で花村君の号令、「ゼロ災害で行こう、よし!」と指さし呼称して、ワイヤー
や滑車、シャックル、チルホールなどを準備。


 倉庫から小型の集材機をトラックに積み込む。これでも100kg近い重量で、ロビンエンジンで
動きます。これでエンドレスタイラーを索張りします。

 他にも、様々なワイヤーロープやあて木(副木)、チェンソーなどを積み込みました。


 演習林では、立木にどのように副木(あて木)を固定するのか、2年生の先輩が1年生を指導して
くれました。

 加重が大きくかかる場所では、古くなった毛布や絨毯を巻きつけた上から副木をPPロープで固定
し、その上を4~6mmのワイヤーロープで締め付けます。


 今日のエンドレスタイラーでは、どこに控索を、どこにエンドレスラインが通るのか、そして
リフチングラインはどこを通るのか。

 索張りをイメージして、各自が持ち場に分かれて、各々の仕事をこなします。


 2年生の見本を見ながら1年生がつくったあて木(副木)です。

 初めてつくっただけあって、ワイヤーの締め上げも不十分ですが、それなりの出来映えでした。


 主索(スカイライン)用の「先柱」を決めに行ったメンバーは、サドルブロックの取り付けについて
「ああだ、こうだ!」と議論中。
 
 重いブロック類やワイヤーは、林内作業車やまびこで、運んできました。
 

 こちら女性チーム、クリエーター科の森田さんと、エンジニア科の伊藤さんが協力して、エンドレス
索などが通る滑車(おかめ)を取り付けました。

さて、明日はいよいよエンドレス・ラインやリフチング・ライン、そしてスカイ・ラインを張り上げ
ることと、伐採です。

 みんな明日も、明後日も頑張りましょう。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。