みなさん、JIRIです。 今日も昨日に引き続き、架線応用実習と伐木実習の複合版授業です。
森林文化アカデミーの33haの演習林はヒノキ主体ですが、今回の現場は谷沿いにスギが
あります。エンドレスターラーの主索を張る部分に邪魔なスギがあるため、5本を伐採しました。
伐採者は河合、山田、安間、伊藤、清水の5名。
最初に伐採したのは、河合くん。切れ味の良いKIORITZ CS37RSで軽快に受け口を伐りました。
受け口の次は、もちろん追い口伐り。 受け口の方向、深さが充分かどうか、ドイツ式のスケール
で測定する手法で確認後、チェンソーで伐り進みました。
追い口を切り終えたら、続いてクサビ打ち。 打ち込むほどに、「ビシッ」と木材繊維が切れる
音が響きます。 クサビ打ちはリズミカルに、そして確実に打つ必要があります。
見事、切り株の上に伐倒完了。 先日、林業士試験で伐採された現役技術者の伐採株よりも
抜けがなく、上々の出来でした。
思わず、「笑顔」がほころびます。
次は、本日2月23日が誕生日の安間くん。
直径45cmのスギを伐採します。 最初に伐倒方向、待避場所、上方、周辺、周囲の安全確認。
続いて、受け口、芯抜き、追い口伐りです。 済みません。私は指導に夢中になって、写真撮影
するのを忘れました。
安間くんのスギも見事でした。伐採方向の目標も狂い無く、クサビを打ち込んでうまく伐倒でき
ました。 倒れるときには山中に、大きな轟音となって響きました。
誕生日祝いの大木伐採。たかだた45cmですが、学生にとっては大木です。
明日も引き続き、架線と伐木の合同授業です。みんな頑張りましょう。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。