2016年2月23日火曜日

スギ、伐ったど~!

伐木実習で主索の線下伐採実施


 みなさん、JIRIです。 今日も昨日に引き続き、架線応用実習と伐木実習の複合版授業です。
 
 森林文化アカデミーの33haの演習林はヒノキ主体ですが、今回の現場は谷沿いにスギが
あります。エンドレスターラーの主索を張る部分に邪魔なスギがあるため、5本を伐採しました。
 
 伐採者は河合、山田、安間、伊藤、清水の5名。
 
 最初に伐採したのは、河合くん。切れ味の良いKIORITZ CS37RSで軽快に受け口を伐りました。
 

 受け口の次は、もちろん追い口伐り。 受け口の方向、深さが充分かどうか、ドイツ式のスケール
で測定する手法で確認後、チェンソーで伐り進みました。


 追い口を切り終えたら、続いてクサビ打ち。 打ち込むほどに、「ビシッ」と木材繊維が切れる
音が響きます。 クサビ打ちはリズミカルに、そして確実に打つ必要があります。


 見事、切り株の上に伐倒完了。 先日、林業士試験で伐採された現役技術者の伐採株よりも
抜けがなく、上々の出来でした。

 思わず、「笑顔」がほころびます。

 次は、本日2月23日が誕生日の安間くん。

 直径45cmのスギを伐採します。 最初に伐倒方向、待避場所、上方、周辺、周囲の安全確認。

 続いて、受け口、芯抜き、追い口伐りです。 済みません。私は指導に夢中になって、写真撮影
するのを忘れました。
 
 安間くんのスギも見事でした。伐採方向の目標も狂い無く、クサビを打ち込んでうまく伐倒でき
ました。 倒れるときには山中に、大きな轟音となって響きました。
 
 誕生日祝いの大木伐採。たかだた45cmですが、学生にとっては大木です。
 
 
明日も引き続き、架線と伐木の合同授業です。みんな頑張りましょう。
 
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。