事前にくじびきで5~6名づつ、4チームに分かれました。
チームごとに以下のポイントを良く相談したのちに、自分たちがやりたいと思う「森林環境教育プログラム」を作りました。
●なぜ森林環境教育が必要とされているのか?(社会ニーズ)
●森林環境教育の目指すものは何か?(目的)
●誰に対して、どのように伝えるのか?(対象と手段)
●自分たちなら、どのような関わり方ができるのか?(自分事化)
教員の助言を受けながら、プログラムの内容にリアリティーを加え、プレゼンもわかりやすいよう、工夫を加えました。
プレゼンの方法、手段は●模造紙に描く、●紙芝居スタイル、●パワーポイントのいずれかを選択できたのですが、全部の班がパワーポイントによるプレゼンを選びました。
質問や感想が活発に行われ、もりあがっていました。
今回はあくまでも仮想のプログラムでしたが、質問に答えようとすると、想定していなかったことがたくさんあることに気づいたり、他者の違う価値観にさらされたりして、人に思いをつたえることは、とても難しいものだといういことに気づかされました。
あくまでも、思いやメッセージを伝えるためにプログラムを作るのであって、思いの強さやメッセージの深さが人の心を動かす力を持つ源であることと、同時に、「勝手な思い込み」や「価値観の押しつけ」に陥らぬよう、客観性や科学的な視点も重要であることを理解してもらえたように思います。
以上、報告は原島でした。