2011年9月17日土曜日

Cr科1年「樹木・木材同定実習」の様子

今日はクリエータ科の授業の「樹木・木材同定実習」の最終日でした。この授業では,木材と葉から樹木を同定する技術を学びます。教えている教員はいすれか一方しか分からないので,両方ともマスターすれば教員よりもスキルは上!?になるかも。

最終日の内容は,1)材を見ての同定テスト,2)立木を見ての同定テスト,3)樹木カルタづくりです。今日は1-4コマまで時間があるので,朝から晩まで樹木漬けですね...。では,ここから授業内容を順番に紹介していきます。

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1)材を見ての同定テスト
このテストでは,写真のように机の上に並べられた30種程の番号の書かれた板を見て,その樹種を解答用紙に記入します。針葉樹なのか広葉樹なのか,道管の配置や材の色,重量などから材を判別します。

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答えはこんな感じです。なんと,20種類以上も正解した強者もいました。

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最後に山口先生から,見分け方のポイントに関する解説を聞きます。これは放射孔材のカシ(何カシ?)です。カシやシイは放射孔材なので見分けがつきやすいそうです。

2)立木を見ての同定テスト
2コマ目は,学内や近くの林に生育している樹木をまわり,その樹種名をあてるテストです。クリエータ科では前期に30種程度の主要な樹木を覚えたので,今回はそこから20種を選んでのテストです。解答用紙を手に,林内を歩くのですが,つれて歩く教員は,ついいつもの実習のように,樹種名を言ってしまわないようにするのが大変でした。

今日は日差しはそれほど強くなかったものの,かなり暑かったです。残暑がまだまだ厳しいので,熱中症には注意が必要です。そんなわけで,さっさと外を回っていたので,写真はありません。コナラやクスノキ,ヤマウルシ,アラカシ,ヤマザクラ,クリなどが問題に含まれていました。

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こちらは部屋に戻ってきての答え合わせです。柳沢先生が採取してきた枝を手に解説します。全問正解は2人,自分に身近な樹種は覚えておいてもらいたいものです。

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3)樹木カルタづくり
午後からは樹木カルタづくりを行いました。イメージは魚魚あわせの樹木版です。樹木名の一文字の漢字ってそんなにあったっけ?と思ったのですが,けっこうあるものですね。

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講義室→野外と来て,今度の舞台は情報処理室です。PhotoshopやIllustrator,PowerPointを駆使してカルタをデザインしていきます。いくつか紹介しておきましょう。

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こちらはUさん作のキリです。タンスや下駄に使われています。家紋がおしゃれですね。

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こちらはTさん作のケヤキです。寒樹のシルエットがステキですね。

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こちらはSさん作のヒノキです。何バージョンも作成し,いちばんしっくり来るデザインのものを選びました。

最後に皆のデザインを一覧に並べて講評を行いました。一人一人の個性が見えて面白いです。今年の授業は今日でおしまいですが,来年の授業ではどんなカルタができるか楽しみですね。

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