本日はスチールの森京都で実施された京都林大のチェンソーワーク指導を見学させて頂き
ました。
京都林大の長井先生に電話お聞きして、現場に向かうと山の中で動くオレンジの集団を発見。
全員が揃ったウェアで活動しているため、格好良く、遠くからでも目立つ、しかも耐切創のウェア、
「やっぱりウェアは揃ってこそ」、と感心する。
ヒノキの林の中では、長野林大の長井先生を中心に清水先生や上萩先生など、4人の教員と
スチール社の旭さんが4グループを指導中。
スチール社の旭さんを中心に、チェンソーの基本操作をおさらいしながら、
1.丸太の垂直合わせ切り、 2.水平合わせ切り、 3.斜め切り、 4.受け口造り
などを黙々とこなす。学生の上達ぶりは目を見張るものがある。
旭さんが手本を見せるためイヤーマフをセットすると、学生が一斉にイヤーマフをセットし、
マスクをおろす。何とも気持ちよい。
合わせ切りを練習したら、円盤を薄く切る協議会を開催。学生も白熱し、見ていて楽しい。
薄さを競う中では、限りなく薄くしようと頑張る途中で円盤が無くなってしま学生も発生。
各4グループとも、前の人が終えたらすぐに次の人が実践。
チェンソーのエンジンを掛けたら構え、チェンブレーキ解除、鋸断、チェーンブレーキ、確認
この動作を常に繰り返す。
ベルトで固定した丸太に受け口を作り終わったら、それぞれの切り口を皆で確認。
何が良くて、何が悪いのか、どうしたら良くなるのか。
最後はチェンソーのクリーンナップ。自分用のSTHIL201または241を丁寧にお掃除です。
京都林大はスチール社との協定の中で、こうしたチェンソー操作の指導もスチール社から指導を
受ける時間と、教員が指導する時間があり、大変多くの時間をチェンソーに割いているような雰囲
気を感じました。
京都林大ではチェンソーの実習や刈払い機の実習、伐採造材、測量の実習を1年生前期に集中
させて、1年生の夏にはインターンシップに行く、2年生なれば9~10月の2ヶ月間のインターン
シップに行く。
これは見習うべき! と感じて帰路についたのです。
朝6時台にアカデミーを出発し、渋滞に巻き込まれ、京都林大の現場で一にお世話になり、空腹
をこらえてアカデミーに到着したのは20時過ぎ。今回も収穫ある見学だったと一緒に行った杉本
先生と話をして帰宅したのです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。