2015年5月28日木曜日

響けチェンソー、磨け基礎技術!

スチール社直伝 安全なチェンソー操作のために


 スチール社によりますチェンソー講習会の2日目、今日も旭さんと寺方さんの指導の下、
朝から夕方まで一日中、チェンソーの基礎技術に磨きを掛けます。

 今日はチェンソーの始動から、チェック項目確認、安全なチェンソー操作のために何が必要か。
それを再確認して実践です。


 全員がチェンソーパンツとチェンソーブーツ、ヘルメットにイヤーマフ、防面マスクで身を固め、
いざ実践。

 Off、In、それに加えて2段階のチョーク、最新機種はエルゴ・スタータであるため力の少ない
女性でも簡単に始動できる。 エルゴ・スタータは早く引くなくても、しっかり引ききる方が有効。

 旭さんが学生一人一人に気を配って、指導して下さいました。


 演習林に場所を移し、切り株にセットした丸太をどのように伐るか?

 安全はどのように確保するか、チェンソーの操作は、キックバック、伐り下げ、伐り上げ。
何をすべきかを再確認です。


 最初は直径約20cm、長さ80cmほどの丸太を横付けして、それを伐っていきます。

 上から下への「伐り下げ」、下から上への「伐り上げ」、そして「突っ込み伐りと上下伐り」の3種。


 基本は丸太に直角に、切断面をより平滑に、そして少しでも薄く円盤を伐りだします。

 安全第一に、エンジン操作は全開で、繰り返し練習していきます。


 繰り返し練習を一段落したら、旭さんのホイッスルが鳴り、全員が集合!

学生のチェンソー操作を見て、何に注意すればもっと上達するのか? 何に注目すべきか?

 学生それぞれが自分の課題を見極めて、再度自分たちの弱点を確認します。


 次は丸太を立てて、チェンソーの水平伐り操作。 旭さんが3種類の伐り方をデモンストレー
ションします。
 上刃を利用し、下刃を利用し、突っ込み伐りして左右移動。


 早速、林業再生講座の森田さんも鋸屑を蹴散らしながら、快調にチェンソーワーク。

 如何に水平に操作するか。 如何にエンジンを一定にするか。目立ては良かったか?

様々考えながら薄い円盤を伐りだします。


 負けじと、下西さんも、快調にエンジンをフルスロットル。

  みな予想以上に見事な薄い円盤を伐りだしていました。


 さて、朝9時から初めて既に午後4時20分、最後は一日使用したチェンソーを愛情を持って整備。
ガイドバーやソーチェン、エアフィルターを掃除し、最後は目立てです。

 目立て初心者ですので、ホルダーを利用して明日に備えて整備です。踏込くんも山口くんも、奥
の伊藤さんも、長屋くんも一心不乱にヤスリを前後。


 途中、整備のできあがりを杉本先生がチェック。

 「木下くんはOKだね」と言っているのか?  多分そうだよね! 手前の荒深くんも今井くんも
真剣そのもの。

 
明日も早朝から夕方まで一日演習林で頑張るぞ~!
 
以上、報告JRIIこと川尻秀樹でした。