2016年3月11日金曜日

木製ワイヤレススピーカー 「MokCube Speaker」はいかがですか?



ものづくり講座の1年生最後の締めの授業「商品化」。今年の1年生の斎藤さんは、木のワイヤレススピーカー「MokCube Speaker」を制作しました。

 BluetoothでPCやスマホとワイヤレスでつなげば、好きな音楽が気軽に木のスピーカーで楽しむことができます。手のひらサイズですが、とても大きな音を出すことができます。

・アウトドアでスマホより大きな音で楽しみたいとき
・部屋で音楽を楽しみたいけど大きな音を出せず手元で聞きたいとき
・お店をお持ちの方は、PCの音楽をBGMで店内に流したいとき
・子どもと音楽を楽しみたいけど、スマホだと電磁波が気になるとき
などさまざまなシーンで活躍します!


使用する材料は、豊富な資源量のわりに最近は人気がないケヤキ。このケヤキをもっと身近に感じていてほしい、といいう学生の思いもギュッと詰まっています。



このMokCube Speakerをモニター販売いたします。

価格は3500円、10個のみの限定販売です!



場所は、昨年夏に美濃市にオープンしたマーマーマガジンの素敵なショップ「エムエム・ブックスみの」です。




オーナーの服部さんのご厚意で、この素敵なショップで販売させていただけることになりました。

販売日は3月19日、20日の土日です。

ぜひ、当日足を運び、スピーカーを手に取っていただけると幸いです。

■エムエム・ブックス みの
住所 岐阜県美濃市俵町2118-19
電話 0575-46-7091
10~17時


2016年3月7日月曜日

新しい旅立ちに「幸あれ」

第14期生卒業、巣立ち羽ばたく


 本日、3月7日(月)、岐阜県立森林文化アカデミー第14期生が卒業式を迎えました。

 涌井史郎学長が卒業生に将来への期待と暖かい言葉を掛けられ、学生たちもあっという間の
2年間を振り返る時間を過ごしました。

 高等学校を卒業して入学したエンジニア科の学生、そして大学を卒業あるいは社会人経験後に
入学したクリエーター科学生、それぞれが岐阜県内はもちろん、全国各地に旅立ちました。


 学生の模範となった学生、優れた課題研究発表をした学生は、涌井学長から学長賞、学長奨励
賞を受けました。

 前原さん、幾島さん、花村さんの3人が学生を代表して表彰されました。

 他にも建築関連の賞を、上野さんと稲田さんも受賞していました。


  林業の飯嶋さんと松葉さんも、営林局の発表会で賞を受賞しており、本日、学長が代理で
本人に手渡されました。


 在校生を代表して、エンジニア科の清水さんが、卒業生への「送辞」を読み上げました。

 「ゼロ災で行こう、よし!」と受ける予定でしたが、不発に終わってしまいました。


 続いて、卒業生を代表して、クリエーター科の岸田さんが「答辞」を読み上げました。

 答辞の途中、変わり者の教員へのエール、レッドデータブックに搭載されそうな学長のお好きな
レッドキャップのコーラの話。 面白くもあり、感慨深げな内容でした。


 続いて、記念撮影。

 最初はエンジニア科です。 最前列中央に涌井学長、その両脇に石川客員教授と桂川副学長、
そしてエンジニア科学生と教員です。

 

 続いて、クリエーター科の記念撮影。

 こちらは、どこから学生でどこから教員かまったく分からないですが、約半分は卒業生です。


 林業再生講座は涌井学長さんと桂川副学長さんにも一緒に入って頂いて、記念撮影しました。

 大人気の学長の両脇は、黒木さんと下西さんがしっかりキープしていました。


 IPコースの幾島さん、野枝ちゃんの記念撮影。

 なぁっ、なんと、卒業する野枝ちゃんよりもハイテンションな、Navaさん・・・・予想通り。
ちなみに野枝ちゃんのお母さんも東京から駆けつけて下さいました。 学長も嬉しそう。


 またまた、学長、大人気!

 今度はものづくりの岸田さん、まほちゃんも野枝ちゃんに加わって記念撮影。
、

 謝恩会では、生徒会長の前原さんの司会で、覚悟を決めた飯嶋さんと室谷さんが、涌井学長に

自分たちで育てたスイセンの花と記念の一升マスを手渡しました。

 なんと、覚悟が足りない飯嶋さんから「学長、是非、私に向けて『覚悟』と書いて下さい」と言い始
めましたが、学長は快くスギ板に書いて下さいました。


 学長の筆運びは見事!

 練習もなくすらすらと筆を走らせ、完成後は記念撮影! 飯嶋さん、心なし緊張気味です。

 これで長野県で心おきなく覚悟を決めて生活できます。


 さてさて、謝恩会ではミニコンとのような寸劇?  も登場!

 これは本日欠席した松井先生の顔写真面をかぶった久津輪先生と和田先生、なんてお茶目な
先生なの?  ものづくり講座、面白過ぎでしょう。


 ここで突然、学長から3年間、アカデミー業務に奔走された桂川副学長へのお礼の言葉と花の
贈呈が・・・・・!

 学生も教員も、シナリオにない学長の粋な計らいに拍手!


 さて、謝恩会も終了して私たちは最後の記念撮影をしました。

 ところで、ここに教員は何人いるでしょうか? ちなみに「覚悟」の書を持った飯嶋さんだけは
確実に学生です。

 本日卒業された学生さん、そして先輩方を送り出した在校生の皆さん。

 それぞれに新しい年度に向けて自分の目標を持ち、その目標に近づけるよう明日から第一歩
を踏み出しましょう。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

2016年3月2日水曜日

クレーン技術と資格を取得せよ

力学よし、バランスよし、スピードよし


 エンジニア科1年とクリエーター科1年の選択科『小型移動式クレーン運転技能講習』

 2日間にわたる講義と試験、そして1日の実技と試験を経て、クレーン操作の技術と資格を
取得しました。


 さすがに朝8:30~夕方18:30までの講義はつらい。 しかし安全なクレーン操作のためには
欠かせない、安全基準や力学、法規集など覚えなければならない項目は多数あります。


 クレーンセンターでの実技は、トラックに搭載されたクレーンの操作です。

 レバーを操作して、黄色いポールの間を荷物移動させます。 現場でもこのように繊細な
操作が必要となる場面が多数あります。


 寄り添った教官のアドバイスを受けながら操作する場合と、自分一人で操作する場合は少々
勝手が違います。 少しスピードを出し過ぎると、制止時に荷物の横揺れが激しく、失敗になり
ます。慣性の法則を思い出して、どのようなスピード操作すべきか考えなければいけません。


 さて、補習を受ける人もいましたが、なんとか18名の受講者全員が合格しました。
次は『玉掛技能講習』です。また頑張りましょう。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

2016年3月1日火曜日

【アベマキ学校机プロジェクト】新たな伝統を作る試み!アベマキ学校机プロジェクトがぐるぐる回り始めました。

今年度は、アベマキ、アベマキとうるさいですが、もうしばらくお付き合いください。

美濃加茂市と進めているアベマキ学校机プロジェクト。2月初めには、机の天板を6年生の生徒たちと作ったことをご報告しました。

その6年生たち、2月12日に新1年生となる現在の年長さんが交流会として小学校に遊びに来てくれたので、その中で、アベマキの机の贈呈式を実施しました。



ここでは、 これまで私たちが説明してきた里山のこと、アベマキのこと、そしてこのプロジェクトことを自分たちの言葉で年長さんにもわかりやすいように説明をしてくれました。



この1年間自分たちがどのようなことをしてきたのか、写真を見せながら説明をします。丸太から板になって、乾燥して、格好して、、、という流れも自分たちでセリフを考えて準備をしてくれたそうです。先日の天板づくりの様子も、実際使った道具なども見せながら、こんな風に作ったんだよ、と見せてあげていました。



そして、そのアベマキ天板が取り付けられた机を年長さんに贈呈します。これまでやってきたことがここでやっと輪としてつながりました。

この6年生が初めてアベマキ天板をつくり、年長さんたちは初めてアベマキの机をつかい始めます。ここでつながった輪っかは、これからぐるぐると回り続けていきます。

 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

一方で、少し遡って2月5日は現在の5年生の生徒たちにアベマキ林に来てもらい、伐採の様子を見学してもらいました。つまり、2巡目に入ったということです。



すでに6年生が取り組んでいることを少なからず知っているため、自分たちがこれからどのようなことをしていくのか知っている様子。それでも当日は最初に美濃加茂市の担当職員、可茂森林組合の職員、そして私からこのプロジェクトがどのように始まったのか、どんなことをするのか、里山のこと、アベマキのことを紹介しながら説明をさせてもらいました。

そして、さっそく可茂森林組合の若い職員によって大きなアベマキが伐採されるところを見学してもらいました。



倒れる瞬間、その大きな衝撃に言葉も出ないほど。それでも、倒れた木に生徒全員が乗ったりして楽しんでいました。また、アベマキの独特な香りは「くさーい」とお互いになすりつけたり、ごつごつした樹皮を触ってはきゃっきゃしていました。

この木は、根元部分は用材(つまり天板に)、真ん中あたりは薪などの燃料に、そして枝など細い部分はシイタケ原木に使います。つまりまったく無駄にする部分がないのです。そういうことも森林組合の職員から説明をします。




そのあと、実際にシイタケの菌打ちを行いました。事前に用意しておいた細いアベマキに自分たちでシイタケ菌を入れていきます。一人一本、自分のほだ木です。1年でシイタケが出てきて、卒業の時期にアベマキシイタケが食べられるのが一番理想的ですが、通常コナラなどのほだ木に比べてアベマキは出てくるのが遅いため、それは難しそうです。

それでも、みな楽しそうに作業をしていました。このほだ木は、学校で保管します。


 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

先日、読売新聞にこの取り組みが紹介されたとき、「新しい伝統を作る試みが行われている」と表現されていました。まさしく、この取り組みがこの小学校、この地域の伝統になっていけばそんなにうれしいことはありません。

1年以上美濃加茂市と進めてきたこのプロジェクトですが、正直、アカデミーの役割は大方終わったと思っています。それは、美濃加茂市の頑張りもあり、地域の人たち、小学校の先生たちがこのプロジェクトの意義を理解していただき、前向きに 取り組んでもらえるようになったからです。

また6年生がこれまで発してきた感想や自分のことばで年長さんに説明をしたことは、プロジェクトを実施している大人たちから見てとても驚きでした。子どもたちが里山と自分たちの暮らしのつながりを理解している、1年前からの成長を実感できたからです。もう地域のプロジェクトとして、自分たちの手で回していけると思います。

アベマキの乾燥技術や持続可能な伐採をするための資源量調査は今後も引き続きやっていきます。

また、森林文化アカデミーはさらなるアベマキの活用に関して、この学校机プロジェクトのような地域と協働で取り組めるプロジェクトを来年度は試行していきたいと思っています。さらに、深化します。

看護大学の授業で活躍しました!

岐阜県立看護大学の森林体験セミナーが開講されました。
この日は良く晴れてあたたかな一日でした。
 
「林業インタープリテーション」という授業で、楽しく安全な林業体験を通じ、森の大切さや林業の公益的な役割について子供たちにわかりやすく伝えるノウハウを学んだ、アカデミーのエンジニア科2年生4名がアシスタンととして参加してくれました。
 
 
まずは体を温め、気持ちをほぐす準備体操から。リードするのはアカデミーの学生です。
 
 
 
 
すぐに演習林に入ります。 普段なかなか歩かない森の中の道を歩きながら、五感を働かせます。
 
 



日本人と森との長く深い関わりあいの象徴として、山の神を詣でました。
二礼二拍手一拝もしっかりやりました。
 


 沢の水を汲み、あとで火をおこしたら、お湯を沸かして、自然の恵みをいただきます。





林業体験の木登り、アカデミー学生、伊藤君によるぶり縄のデモンストレーションです。






続いて、看護大学の学生さんが木登りに挑戦します。


 ロープ上げも全員が体験しました。
 


 曲がっていたり、ふとい木の下で枯れ始めている細いヒノキを選び、間伐します。



根元の切込みが終わったら、いよいよ伐倒です。合図があったら、ロープを引きます。



首尾よく倒れました。 次は、ノコギリで枝を払い、短く切り、運び出します。
今回は木を運ぶこともプログラムのうちです。生の木の重さを感じてくれたはずです。


 午後のプログラムは、薪割りと焚き火です。
山で拾ってきた焚き付け用の枝や葉っぱ。


 
事前に火起こしを体験していただけあって、マッチで上手に火を起こせました。
 
 
 

火の番をしながら、午前中に間伐して運んできた丸太の薪割りです。
ヨキとカケヤの併用で、不慣れな人にも低リスクで薪割りを楽しんでもらえます。



おき火がたまってきたら、いよいよおいもの投入です。



焼き加減はいかが? チョーおいしい!




森の手入れから発生する木材は、建築材料ばかりではなく、バイオマス燃料として使えることを理解してもらえたのではないでしょうか?


以上報告 原島






 

2016年2月29日月曜日

リサイクル小屋造りラスト・スパート


景観林活用:桐のアク抜きにトライ!

木の建築概論実習も、いよいよラスト2回となりました。

27日(土)朝9時、早速実習の開始です。
とは言っても、かなり寒く3度。
体を温めるために、ラジオ体操から始めます。




本日の大きな作業は4種類です。
l   杉皮葺 
l   三和土作り
l   日干しレンガの囲炉裏
l   大工・窓枠作り


確認したら、早速作業に散ります。



杉皮葺

先ずは、ちょっと乾かして

竹釘で固定

  
三和土作り

 トップコートの部分に入り、
慎重に土を選別



日干しレンガの囲炉裏

 もう一つの土間班
こちらは、冬用に少し暖かい場所作り



大工・窓枠作り

分からなくなったら、実際手にとって
目の前で見て考えます。
ちょっと
途方に暮れているのかも!?

<今日の訪問者>
スギの板材とスギ皮を生産されている
山県市の長野さん
エンジニア科の皆さんの作業風景を見に来てくれました。


そして、差し入れまで!!!

この日は、土曜日ということもあり、続々と差し入れが続きました。


 お昼には豚汁まで



<今日のおまけ作業>
桐のアク抜き

 景観林の処理が話し合われた地域での実習ということもあり、是非そんな材をこのリサイクル小屋にも活用してみようということになりました。
今回は、桐です。
使える材にするには?!
アク抜きです。



この授業後半戦ということもあり、テストに出そうな情報も
桐の比重は?

思いついた効果的な方法ということで、
重石をのせます!


さてこんな2月27日でした。

明日も晴れるといいな〜
と作業は翌日も続きます。