2012年8月13日月曜日

福島県の被災地の児童たちが森林文化アカデミーで一週間過ごす。


 原発事故で被災された福島県の児童たちが、森林文化アカデミーで過ごしました。
福島県では、土にさわることも、森の葉っぱにふれることも、木に登って遊ぶこともできません。

 この日は、午前中は「どろ団子」づくり、午後から森で見つけた様々なもので一日を過ごしました。
私にとって衝撃的だったのは、あるお子さんがスラッシュマツの大きな松ぼっくりに興味を示さなかったら、
 彼のお母さんが、「福島では松ぼっくりを拾って遊ぶこともできないから、ここで充分遊びなさい」
と言われたことです。

 何の変哲もなく、当たり前のような日常が奪われた福島の人たち。これは私たち全員で考える
問題だと感じました。