今年2回目のパーマカルチャー実習がありました。前回、「ぼかし」を入れ、まめを蒔いた畑を見にいくと、ありゃ。。な~んにもないではありませんか!
畑にはイノシシがほじくりまわした跡が。。。
そうです、アカデミーは野生動物のパラダイス。 イノシシ、キツネ、イタチ、テン、ウサギにリス、ムササビ、サル、ハクビシンなどなど沢山の生き物が我々学生と一緒に暮らしているんですね。。。。自然の中で作物をつくるということはそういうことなんですね。。。
そこで、今回は、パーマカルチャー実習地の再デザインをすることにしました。
この場所をどんな空間にしていったらよいだろう?
まずは、講義で「空間をデザインするとは」「ランドスケーピング」についてじ~っくりと勉強。
印象的だったのは、「ランドスケープを通して人々に暮らし方を提案し、やがて社会を変えていくこともできる」という気づきでした。ランドスケープは、ただの土地のデザインではないんですね。
学生たちは、あの場所をどんな空間にして、どんなメッセージを伝えたいのか、
どんなゾーンがあるとよいかを決めた後、 2班に別れ、ゾーニングプランをつくり、互いに発表。
そして「どちらかを決める」ではなく、「それぞれのよいところを採用して新たなデザインをつくる」という決め方で今後手をいれていく空間のデザインをしました。
12月、今度はデザインにもとずいて植栽をしていく予定です。楽しみ楽しみ。
自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
講師 萩原 ナバ 裕作