ハチク林の整備をお手伝い!
エンジニア科1年生の「森づくり」実習。
今回はNPO法人グリーンウッドワーク協会、竹部会の鬼頭さんたちが管理されている関市迫間
のハチク(淡竹)林の間伐作業をお手伝い。
身近な里山林の問題に「放置竹林」があります。多くの場合は、その竹林を単に伐採整備するか
炭に焼くか。・・・そんな感じ。
しかし鬼頭さんたちは、師匠の石原文雄さんの意志を継いで、竹林を整備しながら竹細工を行
う。それも鵜飼いの「鵜」を入れる籠をつくためなのです。
最初に鬼頭さんから、ハチクとはどのような竹なのか。
実際の仕事の内容と合わせて、詳しく説明を受け、どのサイズの、どのような竹を間引くべき
なのかを学びました。
ハチクの名を聞くのも初めてという学生も多く、その見分け方も勉強になりました。
最初は多くのハチクが寝ていたのですが、時間とともにみるみるきれいな淡竹林に変貌して
いきました。
作業の休憩時間に面白い人を発見。
左の人は家屋で用いる虫除けを腰にしており、右の人は電池式の小型虫除けをつけていまし
た。
大型の虫除けをつけている人。・・・・ご苦労さまです。
竹の枝部分は伐った竹の棒で叩いて取り除きます。最初はナタで落としたりしていましたが、
この竹の棒で取り払うのが、簡単かつ安全。
彼は他の人が伐採した竹の後始末を一生懸命にしてくれました。
最後に、竹部会の鬼頭さんから、「やはり竹林整備は人数ですね。すごくきれいになりました。」
とお褒めのお言葉を頂いて、帰路についたのです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。