みなさん、JIRIです。今日は不整地運搬車の技能講習実技編です。
会場は各務原市の那加自動車学校、試験官は鷲見先生です。午前中は8:30からみっちり、
クローラタイプの運転、ダンプ操作などを繰り返し練習。
「作業開始します」と敬礼の後、「右遊動輪、起動輪、上下ローラー油漏れ無し、ゴムシューよし」
など、指さし呼称で安全点検する。
そしてエンジン始動、「左後方よし右後方よし、前方よし」の確認後に発進です。
積み荷場所で停止する場合も、指さし呼称で確認。
当然、エンジンは切って、ドラグショベルで土砂を積み込みます。
土砂を積み込んだら、走行の本番。
旋回走行、斜面のバック走行など、ポール設定されたコースを走行し、ポールにふれたり、
順調なレバー操作ができないと減点されていきます。
坂道のバック走行では、停車位置にあるポールのぎりぎりまでバックし、安全確認後に前方に
走行です。
慣れない操作と、試験の緊張からか、どことなくぎこちないコース取りも見られました。
旋回走行では、クローラ操作が遅れてポールに接触する学生もいましたが、ほとんどの学生
がスムーズな走行と安定したアクセル操作で通過していきました。
最後に積み荷の土砂の放出です。
ここでも土砂が目的地にしっかり降ろせるまで近づき、ダンプ操作しないと意味がありません。
さて、参加者の成績ですが、何と100点満点の完璧な実技操作をした学生も複数人、最低でも
92点と好成績で技能講習を終えたのです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。