2011年7月31日日曜日

第8回 施業プランナー養成基礎研修

第8回 『施業プランナー養成基礎研修』の開催

森林文化アカデミーでの森林を集約化するための施業プランナー研修も夏本番!!

今回で第8回目です。今回の講師は森林文化アカデミーの横井教授、森林整備課技術支援担当の池戸技術課長補佐、長屋主査、そして事務局の下野主査と川尻です。


今回は関市上之保地内の2林班で事業計画を立てます。ここは研修生自身が第3回研修で測量や林分調査をした現場です。
一般に山の区分は林班、小班などと分かれていますが、一つの林班がおよそ30haと考えて、経営計画上必要な50haを目指して、2林班の計画を立てます。

研修生18人は各々4つのグループに分かれて、そこに岐阜県職員の普及員さんも入り、時々講師陣が巡回しながらアドバイスやヒントを提供する。

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森林計画図、空中写真、森林簿をもとに議論を重ねます。

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資源量はどれほどか、作業路はトラック道かフォワーダ道か、作業に要する日数と見込まれる生産量はどれほどか。議論はつきません。
実際の職場でもこんな雰囲気で相談できると良いのですが、現実的には一人でのやっつけ仕事となることが多いようです。

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各グループの発表です。自分たちは計画した作業路などは張り出した図面上で説明し、その他の細かなデータはパソコンのエクセルデータから読み返しながら発表しました。

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参加者全員が発表を真剣に聞く。作業路の考え方は千差万別。
真剣に考えれば考えるほど、」難しいものだと、みな納得。

川尻秀樹