何に見えますか?
実は、アカデミー近くの美濃市内に建設中の保育園園舎の柱(ヒノキ)です。
不思議な形の柱だと思いませんか?
なぜこんな形なのか、答えは、生涯学習講座「木から樹へ」を受講していただくとわかります。
なぜこんな形なのか、答えは、生涯学習講座「木から樹へ」を受講していただくとわかります。
さて、
「川上から川下へ」
聞かれたことのある方もいらっしゃると思いますが、
意味としては、何かものを作る場合、
「川上」とは「原料に近い部分」であり
「川下」とは「消費に近い部分」と考えられます。
今回は、その逆
「川下から川上へ」をコンセプトに考えられた生涯学習講座です。
両者とも「つながっている」という部分は同じで、どちらを視点(始点)に
考えるかによるところが違います。
「木育」を設計に取り入れた保育園園舎(川下)を通して、建築における木育
を体感し、針葉樹を使うことによる森林づくり(川上)について、3回にわたり学びます。
「木育」とは、木(樹)と人とのつながりを考え直していくための教育です。身近な存在として森や木とふれあい、人と自然のつながりを自ら考えることのできる豊かな心を育むものです。岐阜県ではみずみずしい感性の持ち主である幼少期の子どもを「木育」の主な対象者としています。
1回目 9月29日(土)
講座名「足湯のある園舎を中心につながる森・木、そしてそこに暮らす人々」
岐阜県の木育について学び、設計に木育を取り入れた建設中の園舎を見学します。
2回目 10月6日(土)
講座名「地域の自然を知る『地域の木での苗づくりと身近な自然の観察』」
1回目で見学した園の柱にするために伐採したヒノキの種から苗木をつくる体験
をし、園の近隣の森を歩きながら、里山の植生や身の周りの環境について学びます。
3回目 11月3日(土)
講座名「建築と森の循環を考える『完成見学会と森林施業現場』」
園舎の柱を実際に伐採した場所の見学をします。
そして、最後の完成した園舎の見学を行います。
連続講座ですので、3回とも参加できる方が対象です。
講
座 名:「木から樹へ~針葉樹とともにある岐阜のくらし~」
開催場所:森林文化アカデミー、美濃市内、郡上市内
(アカデミーからの移動はアカデミーバスを利用します)
定 員:10名(応募者多数の場合は抽選)
申込期限:9月15日(土)
お申し込みは、はがき、FAX、Eメール(Eメールの場合はこちら)にてお願いします。