2012年8月3日金曜日

「森で教える!?国語・算数・理科・社会」の研修が実施されました


短期技術研修「木育・森林環境教育 指導者研修」が森林文化アカデミーと
県林政課との共催で実施されました。

参加されたのは、小学校教員・自然学校等の職員・行政職員など、
木育や森林環境教育を指導する立場にある方々です。

現在、多くの学校において、総合学習の時間を中心に自然体験活動等として、
木育・森林環境教育が展開されています。
しかし、「体験するだけで、学びや生活につながらない」「やらねばいけない科目
が多く、環境教育を実施する時間が足りない」といった課題もあります。

そこで、国語・算数・理科・社会・体育・音楽をはじめ、小学校教科の殆どを地域
の森や自然を活かして展開で知るということに着目しました。
「森を教える」のではなく、「森で教える」というアプローチです。
 

まずは、「初めまして」の皆さんが多いのと、「研修」ということで、硬い表情
のみなさん。



でも、アイスブレイクですぐに笑顔に!



その後、講師のアカデミー教員萩原のミニレクチャーを受け、
 

森へ「あるもの」を探しに出かけました。




さて、何を探しにいったのでしょうか?

に掲載していただきましたので、ご覧ください。


参加者からは、

「各方面の方と話ができ、貴重な体験でした。」

「教員以外にも熱意をもっていただいていることに強い力を感じた。」

「学習指導要領の内容について、体験の中で実現する方法があることがわかった。」

「もっと多くの方(教員)にこの研修を受けてもらいたい。」

といった感想が出されました。


今回の研修では、木育・森林環境教育に関わる異分野の方々の意見交換の
良い機会となり、課題も見えてきました。


「森を教える」から「森で教える」と、少し視点を変えるだけで、いろいろな

ものがつながるのかもしれません。