短期技術研修「木育・森林環境教育 指導者研修」が森林文化アカデミーと
県林政課との共催で実施されました。
参加されたのは、小学校教員・自然学校等の職員・行政職員など、
木育や森林環境教育を指導する立場にある方々です。
現在、多くの学校において、総合学習の時間を中心に自然体験活動等として、
木育・森林環境教育が展開されています。
しかし、「体験するだけで、学びや生活につながらない」「やらねばいけない科目
が多く、環境教育を実施する時間が足りない」といった課題もあります。
そこで、国語・算数・理科・社会・体育・音楽をはじめ、小学校教科の殆どを地域
の森や自然を活かして展開で知るということに着目しました。
「森を教える」のではなく、「森で教える」というアプローチです。
まずは、「初めまして」の皆さんが多いのと、「研修」ということで、硬い表情
のみなさん。
でも、アイスブレイクですぐに笑顔に!
その後、講師のアカデミー教員萩原のミニレクチャーを受け、
森へ「あるもの」を探しに出かけました。
さて、何を探しにいったのでしょうか?
当日の詳しい様子は、ぎふ森林づくりサポートセンター(県林政課)のブログ
に掲載していただきましたので、ご覧ください。
参加者からは、
「各方面の方と話ができ、貴重な体験でした。」
「教員以外にも熱意をもっていただいていることに強い力を感じた。」
「学習指導要領の内容について、体験の中で実現する方法があることがわかった。」
「もっと多くの方(教員)にこの研修を受けてもらいたい。」
といった感想が出されました。
今回の研修では、木育・森林環境教育に関わる異分野の方々の意見交換の
良い機会となり、課題も見えてきました。
ものがつながるのかもしれません。