2012年12月12日水曜日

冬ももりもりキャンプ事前研修 「鳥の解体にトライしました」


恒例となりました森林文化アカデミーの冬の自然教室。

「冬ももりもりキャンプ」と題して今週末14日(金)の夜から
2泊3日でいよいよはじまります。

今回も60名以上もの地域の小学生(2年生から6年生まで)たちがアカデミーの森に遊びに来てくれます。

本番が近づいた昨日、最後の確認も含め、リーダーたちの事前研修を行いました。

今回は、エンジニア科の1、2年、クリエーター科の1年と外部プロスタッフも含め総勢30名もの大スタッフ集団です。

安全管理、子ども達との向き合い方、自炊方法等の研修を終えた後は、今回のキャンプの中でも予定しているニワトリの解体の練習です。


ニワトリさんをおいしい料理にしておいしくいただくための大事な過程です。キャンプ中、おいしくそしてありがたみをかみしめながら子どもたちと食べるには、スタッフ全員がちゃ~んとその過程を事前に体験しておく必要があります。


 自然体験活動指導者・インタープリター養成コースの1年生、なっきーこと斉藤なつきさんは今回のキャンプの総合ディレクターであり、そしてこの鶏さばきのリーダーでもあります。

彼女自身も最近初めてニワトリの解体を体験しました。
(しかも、鹿の解体の後です。詳しくは過去のブログ参照)

今回は、他人に教えることをきっかけに自分の学びにしていこうというものです。
























他人に教えるには、自分がしっかりと技術を身につけておく必要がありますし、自分に欠けている部分に気づく大変良い機会でもあります。

あらかじめ仕入れておいたニワトリさん3羽を彼女は慣れた手つきでぶら下げ、解体をはじめます。「おいしくなれよ~」と声をかけながら、皆で作業。

殆どが、初めて体験する学生ばかりでした。

途中、なかなかうまくいかない場面等もありましたが、皆で無事ニワトリさんをおいしい料理にすることができました。
ありがたいことです。命に感謝です。

そして今回、様々な課題、改善点も見えてきました。
やはり何度もやってみないと分かりません。やってみるから分かるんです。

本場はあともう少し。がんばれ、なっきー!

自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
講師 ナバこと 萩原裕作