2013年2月23日土曜日
みのプレーパーク通信 「竹バームクーヘン喰わへん?」
月曜日のプレーパークでたき火を囲んでいた時のこと。
まさなおのお母さん、かっちゃんから素敵な提案が!
「うちにホットケーキの粉がいっぱいあるんだけど
バームクーヘンとかできないかな??」
子どももリーダーも他のお母さんもみんなで即答!
「やりたいっ!!」
そして今日のプレーパークでついに実現♪
子どもたちでどうやって焼くか相談して、準備。
もちろん、オトナが教えたりなんかしません。
自分達で考えてやるからいいんです。
火をおこして、
ホットケーキの粉に卵と牛乳を入れてまぜまぜ、
竹をセットして回しながら生地をたらして焼きます。
リズムを合わせて
ぐるぐるぐるぐる~ ぐるぐるぐるっぐる~~
なかなか焼けない・・・
でも子どもたちの目から「早く食べたい」の気持ちがあふれ出しています。
「もう焼けてるよ!食べちゃおう!」とひとりの子が言いだして
みんなで指ですくってペロペロなめちゃいました。甘くておいしいけど、「バームクーヘンというかクリームみたいだね」なんて笑っちゃいました。
2回目に挑戦!
今度は根気強い女の子たちがじっくりじっくり焼いていきます。
(1回目に焼いていた男の子たちはすっかり疲れてもうほかの遊びに夢中・・・それもまたプレーパークのいいところ。)
火が弱いのかな?回すのが早すぎるのかな?
生地がやわらかいのかな?
相談しながらいろいろ試してみます。
途中で味見したい気持ちをぐっとこらえて
ぐるぐるぐるぐる~
ぐるぐるぐるぐる~~
プレーパークの終わりの時間まで丹念に焼きあげて
ようやく完成!今度はちゃんと層ができた!
最後に子どもも大人もみんなで一緒に、
ほっかほかの竹バームクーヘンをおいしくいただきました。
大人が思うように上手に焼くのではなく、
自分達で考えて、失敗を重ねて自分の力でつくる。
そんなことを大切にしたいと思っています。
子どもも大人も「やりたい!」と思ったことに
挑戦している姿は本当にキラキラしていました。
見ているこっちも楽しくなっちゃいます。
こんな空間と時間を、もっともっとみんなで一緒に創っていきたいな~。
クリエーター科 1年生
齊藤 なつき 談
自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
講師 ナバこと萩原裕作 編