2013年2月28日木曜日

「農山村へ向かう若者たち」とこの国の未来図を考える

2008年のリーマンショックから続く日本経済の不況や大学生の就職難、
2011年の東日本大震災で露わになった都市の利便性や巨大技術の危うさ。
こうした社会情況を受けて、今、農山村へ向かう若者たちが増えています。
都市社会からのドロップアウトではなく、未来志向の価値観や自分らしい
ライフスタイルの実現を目ざす新しい動きが加速しているように感じます。

森林文化アカデミーでは、「農山村サポーター交流会in岐阜」と題して、
「農山村へ向かう若者たち」をテーマに掲げて、こうした社会の潮流、
実践者の声、受入れ側の意見、そして地域や若者の未来図を語り合う
フォーラムを開催します。















参加予定者は、総務省の「地域おこし協力隊」「集落支援員」や自治体の類似
制度でⅠターンした若者たち、自らの判断で岐阜県にUターンした若者たち、
そして受け入れ窓口となっている行政職員や地域団体/NPOの関係者など。
こうした動きに共感し応援してくださる"大人たち"の参加も歓迎します。

さらに今回は、岐阜県内で「協力隊」などの人材受入れを既に行っている
郡上市明宝のNPO法人ななしんぼ、高山市のNPO法人ソムニードなどの
地元団体、総務省の派遣事業のモデルとなった「緑のふるさと協力隊」の
実施団体であるNPO法人地球緑化センター、「地域サポート人」の全国組織
である地域サポート人ネットワーク全国協議会からも講演者・助言者をお招き
しています。どんなワークショップになるか、今から楽しみです。

申込み数はすでに30人を越えましたが、宿泊収容数には若干の余裕があり、
交流会場は広い部屋をとってありますので、今からでも参加申込みができます。

【開催概要】
日程:平成25年3月19日(火)~20日(祝) 1泊2日
会場:森林文化アカデミー テクニカルA
人数:30~50名
      (派遣隊員、受入れ市町村・NPO等の担当者、地元の若者グループなど)
費用:参加費 2,000円(保険料を含む/部分参加割引きはありません)
     懇親会費は(飲み物持ち寄りで)別に1,000円程度かかります。
     コテージ(宿泊研修棟)に宿泊希望者はシーツ代1,000円かかります。
     2日目の朝食は各自で持参または近所のモーニングをご案内します。
主催:岐阜県立森林文化アカデミー
共催:中間支援組織・NPO法人ななしんぼ
後援 NPO法人地球緑化センター
       地域サポート人ネットワーク全国協議会
協力:ハーフ山村地域ネットワーク


☆プログラムやゲストなど詳細情報は下記から↓
http://www.forest.ac.jp/shougai_pdf/H250319nousansonsapo.pdf

問合せ・申込みは、山村づくり講座(嵯峨または原島)までどうぞ。
E-mail saga@forest.ac.jp 、TEL/FAX 0575-35-3880