山主さんから現場の説明と、いままで林業にどのように関わってこられたのか、そしてこれから先どのうような森を育ててゆくのか、等、とても良いお話をうかがいました。 暑いからということで凍った飲み物を頂戴し、一同、感謝でした。
その穏やかな表情の裏側に、鋼のような精神の強さを感じます。 林業に就く学生たちに、目指して欲しい人のひとりです。
今回の引率指導スタッフは、原島、津田、辻、佐藤の4名でした。
2回目なので、少しは要領がよくなっているはず・・・・。
暑さが厳しい分、ちょっと動きが鈍い学生もちらほら。
「あくまでもマイペースで」、「水分補給をまめに」、「疲れたら日陰で休むように」等、熱中症予防優先で指示を出しつつも、この調子で仕事についたら、「こらー、遊んでんじゃねーぞ!」と、先輩に叱られるだろうな・・・とちょっと心配になりました。 本当はもう少し厳しい状況でやりたい作業です。
7年生ともなると、樹高は3Mに近いので、ツルも簡単には外れません。
ツルが梢にまきついて、芯が曲がれば木材としての価値は大きく下がってしまいます。
ツル切りは下刈りと並行して10年目くらいまでに毎年行うべき、とても大事な作業です。
個人差はありますが、持続力は付いてきたようです。
刃物の扱いや、傾斜地での身のこなしは、数を踏めば身につきますので、強い気持ちさえあれば、あとは現場で鍛えれば必ず一人前の技術者に育ってくれるだろうと期待しています。
すこしはやめにアカデミーに帰り、恒例になった苗畑の草取りです。
この作業は単純なので嫌う学生も少なくありませんが、精神力、集中力、忍耐力を養うには、最高の実習だと思います。 ただ、仲間とのおしゃべりで盛り上がって、たびたび手がお休みになるのは困りものです。
こちらはヒノキ一年生、発芽後3ヶ月の赤ちゃんです。
二年目のヒノキ実生です。発芽後1年で床替えし、3ヶ月たちました。
山に植えられうようになるには、あと2年必要でしょう。
ほぼ全員が毎回出席出来ていたので、今年は足並みが揃って気持ちが良いです。
後期もしっかりやりましょう!
以上 報告は原島でした。