2014年1月31日金曜日

中部森林管理局の発表会で学生2人が熱演

 中部林林管理局主催の『中部森林技術交流発表会』が長野市で開催され、クリエーター科林業再生講座の2年生2人が課題研究を発表しました。

 Tさんの発表題目は、「コナラの胸高直径からシイタケ原木と薪の収穫量を予測する」です。あまり有効利用がされていないコナラ林を利用するのに、枝の部分をシイタケ原木に、幹の部分を薪に使うことを提案し、それぞれの収穫量を胸高直径から推定する表を作ったという研究です。



 Wさんは、「フクシマの林業従事者が安心して働ける職場環境づくり」を発表しました。東日本大震災による原発事故で汚染された森林での作業従事者が安心して働くには、どのような職場環境をつくればいいかというテーマを、自らのインターンシップを通じて考えました。


 
 課題研究公表会の予行練習としては、いささか大きな発表会だったと思います。2人とも、大人数を前にした発表で緊張したでしょうが、堂々としっかりと話せました。いい経験になったでしょう。

 来週は林業再生2年生のもう一人のNさんが、関市で開催される『岐阜県森林・林業合同発表会』で、林業事業体における生産管理の改善に関する課題研究の成果を発表します。よろしければ、聞きに来てください。

 また、2月19日(水)にはエンジニア科、翌20日(木)にはクリエーター科の課題研究公表会がアカデミーで開催されます。 こちらにも、ぜひお越しください。


  by 横井秀一