2014年1月16日木曜日

課題研究ぞくぞく成果へ

卒業まであと2ヶ月と言う時期に入り、木造建築講座2年生の課題研究は、佳境に入ってきています。本学の地元美濃市でも、ラストスパートに入っている研究があり、その様子をリポートしたいと思います。

地域のための「建築」という環境づくり

この研究では、場所提供者だけではなく、地域、コミュニティ、アカデミーの学生、地元の民間会社、遠方からの民間会社、ボランティア団体等を巻き込み、地域のための環境づくりを行っています。子どもからお爺ちゃんお婆ちゃん、そして亀や犬まで巻き込んでの取り組み。建築と言うツールを使っての環境づくりは、建設という狭い範囲にとどまらず、多様な分野と活動とに連動するため、12月末のこの日も、餅つきと足湯、そして建築作業がセットでした。
今回の研究で使われた建築タイプは、小型木造の木工小屋。
美濃市内にあるX寺の一角で奮闘しています。

棟上げ式準備

先ずは上棟と言えば、餅。
餅つき作業開始。


金槌持つ前に、先ずは杵です。


労を労うため、
子ども達と足洗いを活用して即席足湯実験です。
コミュニティの皆さんが頑張っておられる間、子ども達が湯加減チェック

本日は、ヨモギ、トウキ、伊吹麝香草、クロモジ、ドクダミ、カワミドリの薬草足湯です。
気持ちいい!



コミュニティの鍛錬された技にかかると


あっという間に餅まき準備完了!


余力で作られた花餅の前で、クリエーター科の学生さんもご満悦です。

本当に間に合うの!?



式は数時間後。
本当に間に合うのか?!
ご近所のお爺ちゃんも心配そうです。




ついに、お爺ちゃん手を出し始めた!


最後の微調整ですよね???

ということで、何とか準備完了

いよいよ式は始まり

木造建築講座・課題研究生T君がトップバッターです。


つつがなく式は終わり、さて、いよいよメイン!?の餅まき
インストラクションが伝えられます。


準備万端
始まります。



(@@)
イエロー・カード!!!!!
お爺ちゃん!子どもより目立ってますよ。

最後はやっぱり



お爺ちゃんと子ども達、そして学生さんが餅拾いで奮闘している頃。
美脚の持ち主・餅作り軍団は、労働後の足湯タイム。
湯加減は、バッチリだったようで
皆さんご満悦
カワミドリとトウキで益々美脚と美貌に磨きがかかったようです。

この足湯に活用された夏用プール+施設も、木造建築講座卒業生Kさんが2年前課題研究で取り組んだプロジェクトでした。そして、このプール、冬は足湯として通年活用される可能性実験も、無事好評に終わりました。
T君の課題研究は、3月の卒業式まで、続行です。
乞うご期待!


お知らせ

課題研究発表会は2月20日です。
御興味がある方は、是非、是非 アカデミーへ