2014年2月13日木曜日

シデコブシ自生地の整備作業に参加

昨日,エンジニア科1年生3名と多治見市の職員研修にお邪魔し,市内のシデコブシ自生地の整備作業に参加してきました。

シデコブシの自生地の多くは,里山に手が加わらなくなったことから植生遷移が進み,成木が被圧されて繁殖が滞ったり,実生が発生しにくい環境となっています。更新をうながすためには,自生地の高木や常緑樹を伐採して,明るい環境にもどすことが有効です。

同市の緑化公園課・環境課の職員の方の説明を受けた後で作業に取りかかりました。作業場所の高木は既に伐倒してあったため,それらの除去やササ刈り,常緑低木や落葉樹でも高木性樹種の稚樹の伐採を行いました。

同市職員や市民の人々と一緒に1.5時間ほど作業した結果,作業前に比べて林床が明るくなったのを実感することができました。エンジニア科1年生の3名のみなさん,お疲れさまでした。うまく実生が発生すると良いですね。