森林文化アカデミーに学ぶ者の最終関門でもある「課題研究発表」。
本日はエンジニア科の20名が約一年間にわたって取り組んできた課題について涌井学長、
桂川副学長、17名の教員、全学校生、お世話になった方々、ご家族の前で発表しました。
この発表会は一般の方も出入り自由ですので、明日のクリエーター科の発表も時間の許す限り
是非きてください。
発表の内容は、涌井学長も驚くほど多岐にわたり、キャップ料理から狩猟における銃の問題、
林業関係、木材関係、作業路関係、木造建築、病害虫、伝統工芸など。
伝統工芸に関連しては、岐阜和傘にかかせない「轆轤(ろくろ)」の材料であるエゴノキの
持続可能な生産についての発表もありました。
そのためわざわざ、岐阜市方面から轆轤づくりの長屋木工所さんと、和傘の坂井田永吉本店
さんのご主人さんたちが公聴しに来て下さいました。
20人が発表を終えて、涌井学長が全体総評。
学長のお話は、学生一人一人を褒め称え、全員が一つの帯で繋がるようなお話をして下さり、
学生たちも評価に大満足!・・・・私も納得!
学長が「3つのT」 について話された。
技術(Technology)、才能(Talent)、寛容さ(Tolerance)と・・・。この内容を知りたい人、
アカデミーに入学すれば??
明日 2月20日(木)クリエーター科発表
1.コナラの胸高直径からシイタケ原木・薪の収穫
2.素材生産における生産管理の実態と見える化導入の試み3.フクシマの林業従事者が安心して働ける職場環境づくり
4.里山の自然・社会資源を活用したエコミュージアムの研究
-「馬瀬里山ミュージア ム」を題材にして-
5.気軽にはじめられる空き家活用型おうちプレーパークの実践
6.地域のための環境づくりとしてのセルフビルド建築
7.特殊なねじれを考慮した木造建築の構造設計の手法
8.地域性を活かした建築の設計手法に関する研究-揖斐川町春日地域からの考察
9.障がい者と共につくる木のおもちゃ~いきがいと歓びにつながるものづくり~
10.木育講座サポーター養成プログラムの開発-指導者と園児をつなぐ役割-
11.都会のものづくりスペース都市生活者と森をつなぐ
12.感性を育む木製遊具の研究-幼児教育の環境づくりのために-
13.郡上踊り下駄プロジェクト郡上の森林と文化と人を繋ぐ
14.ヒノキの椅子-軽やかな見た目で強度のある椅子を作るには-
みなさま、お待ちしています。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。待ってま~っっっっっっっっっっっっっっっっっす。