2014年4月15日火曜日

岐阜県の行政を学ぶ ~森林公共政策~

平成26年度 森林公共施策第一回目

 森林文化アカデミーのエンジニア科、クリエーター科2年生に提供されるこの授業では、岐阜
県が取り組んでいる森林・林業行政を中心に、公共政策について学ぶものです。


 最初に岐阜県庁林政課政策企画係の垂見光貴さんから、第一期森林づくり基本計画について、
第二期森林づくり基本計画について、平成26年度の林政部施策体系についてお話頂きました。

 岐阜県全体の予算は7,500億円ほど、しかし岐阜県の森林(866千ha)の価値を金銭変換すると、
なんと2兆3千億円の価値になる。県民一人当たり約110万円に相当。

 この森林をよりよくするために、様々な施策を説明してもらいました。


 続いて、森林整備課森林組合・担い手係の古沢弘康さんから、林業担い手の現状と課題に
ついて、フォレスター、施業プランナー、森林作業道作説オペレーター、フォレストワーカーなど
4つの人材育成目標などについてもお話し頂きました。

そして、3人目は森林整備課整備係の石田尚孝さん。石田さんからは、森林整備施策の方向性
・進め方と補助金制度の概要についてお話し頂きました。
 岐阜県では新たに、保育間伐に対する補助事業を展開するとか、森林環境保全直接支援事業
等についても説明して下さいました。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。