高性能林業機械操作演習2日目
中津川市での 「高性能林業機械操作演習」の第2日目、今日も杉本先生とJIRIの引率で、
岐阜県中津川市に あるYDEC(株式会社ヨシカワ)中津川営業所にお世話になりました。
YDECからは林業推進部長の谷内さんをはじめ、6名の職員さんがシンリンブンカアカデミーの
学生と長野林大の学生に、グラップル付きフォワーダ、グラップル、スイングヤーダ、ハーベスタの
基本操作を指導して下さいました。
最初に、本日のスケジュールについて、YDECの林さん、長野林大の吉川先生、アカデミーの
杉本先生から説明を受けて、4つのグループ毎に基本操作を学びます。
単に、基本操作を学ぶだけでなく、杉本先生からは「ホイールタイプ、クローラータイプ、自分自身
に分けて、各々の接地圧を計算する」指令も受け、3~4人ずつが一緒に計算しました。
接地圧は、接地面積と重量が重要です。どの型式の機種がどれくらいの接地圧かを調べて
計算しました。ホイールタイプの接地圧が結構大きいことに納得!
グラップル操作では、丸太の積み上げに挑戦!
生徒会長の竹川さんは3段目に、細い角材を立てることに挑み、見事成功!
エンジニア科の松原さんは、4段目に角材を横置きすることに挑戦し、見事成功。
オペレーター室から見ると、左右は確認しやすいですが、前後の感覚が意外に難しい。
ハーベスタは立木をつかんで伐採し、伐採したものを枝払いしながら適寸で丸太に切る機械。
アタッチメントがKESLA社製のものの操作に挑戦。
尺取り虫のように丸太を検尺して、チェンソーで玉切ります。
スイングヤーダは2台の機械を利用して、架線の無線操作を体験しました。
HALL Line と HALL Back Line の操作で丸太の移動を操作体験しました。
途中、YDECが開発した濁水防止剤の効能について、林さんが学生に指導。
濁った水に粉末を少量混ぜて20回ほど拡販すると、沈殿物ときれいな水に分離されます。
最後に、YDECの職員さん、長野林大の学生さん、そして森林文化アカデミーの学生で記念
撮影。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。