2014年6月12日木曜日

スマートフォンを利用したGISにチャレンジ

携帯電話(スマホ)でStory Telling Mapづくりに挑戦

 
ここを見て下さい  http://bit.ly/1n4XEcM

 森林GIS技術を学ぶエンジニア科の「林業IT」、今回も岐阜県森林組合連合会顧問の中島義雄
先生指導の下、朝から夕方まで一日中、パソコンとスマホとのにらめっこです。


本来今回は演習林でスマホを駆使し、データ測定と合わせてGISデータ化する予定でしたが、
あいにくの雨模様なため、予定を変更。

 最初にアメリカのAMAZON社のサーバーを利用するための手続きを実施。クラウドサーバーを
利用するための準備です。


 そこに演習林のデータを入力する疑似体験。


 今年の学生たちは誰一人堕ちこぼれることもなく、次々に操作して課題をこなしていきます。
 
 コンピュータによる操作が終われば、次なる準備。
 
 スマートフォンにArc GIS Collector をダウンロード。
 

 さて、ここからが今回の本番、スマホのGPS機能を使った自分自身の位置確認。

 そして、これから 「来年度新入生に向けた学校の説明資料づくり」 を実施。
学校内にある建物や樹木の大きさや、位置、その現物写真を撮影し、スマホにデータ蓄積します。


 スマホには予定していた 演習林のデータも入ってきます。

 学生は自分の位置を確認しながら、何を撮影して学校を説明できるようにするのか決めます。


 例えば、GPS上のポイントから見えるシラカシの木の情報(樹高や直径、樹種など)も画像と
ともに保存してクラウドサーバーに保存します。
 
 

 実施するのはStory Telling Map づくりです。

 何も有名な先生がいなくても、自分で簡単につれちゃうんです。


 森林GISに応用できるとは言え、厳密には異なるものをつくっているのに、学生には大受け!

これまでGISがあまり得意とは言えなかった学生が思わず、「今日のスマホの授業は楽しいです
と言い出す始末。

 スマホで得たデータをコンピュータで処理します。


 学校の校舎周辺に何があり、それは何を意味するのか、新入生が分かるようにデータを
加工していきます。
                                    これを見ると      http://bit.ly/1n4UqpG


 学生一人一人が自分オリジナルのStory Telling Map を作り上げるのです。
         こんな学生もいました。  http://bit.ly/1l01zL7
         他にも            http://bit.ly/1oM5Rpi
        

 
 さて、今回で最終回となった「林業IT」の授業。中島先生には無理を言ってスマホによるものを
実施して頂き、非常に楽しく学ぶことが出来ました。有り難う御座いました。
 
 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。