2014年7月9日水曜日

山村活性化事業について、石徹白に学ぶ


山村づくり講座の1,2年合同講義「山村活性化事例研究」で、郡上市白鳥町の石徹白地区を訪問しました。今回の講義では、山村活性化に寄与しているついて事業の事例を研究する方法を学びます。


 三事業の紹介がありました。

「小水力発電の取り組み」


現在、石徹白に設置されている、らせん型水車、上掛け水車による発電機や、今後設置予定の農業用水を利用した100kw規模の水力発電設備について、NPO法人地域再生機構の平野彰秀さんにお話を頂きました。写真中央の発電機は、現在稼動しているらせん型水車式です。

 

 

「無農薬野菜に挑戦」


無農薬、無施肥のよる自然栽培に挑戦する、農園サユールイトシロの稲倉哲郎さんにお話しを頂きました。その後、学生達も農園の雑草取りの形で、少しだけお手伝いしました。これだけの規模の農園を一人で経営されている事に驚きです。

 



「石徹白の伝統的な服の魅力を再発見」


石徹白で暮らしていくために服飾の勉強をして、洋品店を開業した、石徹白洋品店の平野馨生里さんにお話を頂きました。石徹白にちなんだイベントを、同洋品店で積極的に開催しておられます。写真は、洋品店入口のものです。

 


 

三事業とも、石徹白に移住し、仕事を作られてきた方々の活動です。山村づくり講座の学生の中には、Iターンを考えている者もいます。事例を研究し、今後に生かす事ができれば、講義が大きな学びになるものと感じます。
 

記 山村づくり講座1年 青西和孝