2015年4月21日火曜日

薪材の集材と、地拵えに汗を流す!

エンジニア科 森づくり実習では郡上市高鷲の民有林を植林実習地として提供していただきました。

現場は今年の大雪で若い木が倒れるなど、かなりの被害が出ていました。


林道に接した便利な場所を提供していただきました。

準備体操です。今回は1年生がリーダーです。前回の2年生のやり方を思い出しながら、指示を出します。




実習では初めに杭つくりをしました。
ナタ、ノコの使い方を覚え、実際に使ってみる練習を兼ねて、ひとり1本づつ杭を作ります。
何に使うかは後のお楽しみ・・・。




地拵えでは、班に分けて作業区域を決め(山割り)、上下作業の禁止等安全上の注意点を聞きます。同時に自家消費用の薪材が短く切ってあるので、それを道の近くまでずり下ろします。
トビ、ロープの使い方を習い、あとは手を使って声を掛け合いながらの作業です。



途中に散在する枝や梢を集め、横に積み上げてまくりを作ります。ただ積み上げるのではなく、切り株や、杭を打ち込んで、幅をせまく積み上げるようにします。そうすることによって、植え付け場所の障害にならないようにするのです。








途中から、山主さんもご一緒いただきました。高鷲の旧家で、お医者さんでありながら、熱心な林業家でもあるY先生です。 アカデミーの学生たちに、大きな期待と応援メッセージを送ってくださいました。学生にとって、外部の方がこんなにあたたかい目で見守っていてくださることを知る、とても良い機会でした。


慣れない作業で疲れたようですが、皆、一生懸命汗をかいて気持ちよさそうでした。
次回はいよいよ本格的に植え付けです。






 
 
 
以上、報告は原島でした。