2015年12月12日土曜日

ネットワーク大学コンソーシアム岐阜成果報告会 〜わらび粉を地域の課題解決につなげる!

ネットワーク大学コンソーシアム岐阜が主催する
「学生による地域課題解決提案事業」成果報告会にゲスト参加して、
クリエーター科2年生の前原君が発表してきました。


この報告会は、加盟校の学生が地域の課題について研究し、解決に向けた提案を行うもので、
今年で5年目になるとのこと。今年は同じく地域課題解決に取組むアカデミーがゲスト参加してきました。

報告会についての詳細はこちら
http://www.gifu-uc.jp/daigakusei/chiiki_kadai/index.html


発表者は大学、短期大学、高専などの学生12名です。
2会場に分かれて発表しました。


それぞれ専門性を活かした発表や、
学生有志の活動など、地域と関連した活動を紹介していました。

こちらは岐阜工業高等専門学校の発表で、
外国人観光客をもっと岐阜に呼び込むための方策について検討していました。



外国人観光客が観光情報を探すサイトとしては、Google map、Trip Advisorが多く、他にHostelworld.com、Pinterestがあるとのこと。岐阜はまだ情報が少ないそうです。



クリエーター科前原君の発表は、ゲスト発表ということで一番最後でした。


テーマは

「失われた特産品」わらび粉生産復活事業 

です。


わらびもちの原料は、昔はワラビから採っていたが、今はサツマイモ等などが原料になっていること、通常スーパーで売られているものは、「わらび餅粉」でワラビが原料の「わらび粉」ではないことなど、前原君の熱い話に皆興味深々です。




わらび粉は昔、飛騨地方で盛んに生産されており、飛騨産のわらび粉は最高級品との呼び声
があるほど。でも今は商業的にわらび粉生産は行っていません。


わらび粉を復活させることで、
地域の文化を次の時代につなげていく。
さらには、地域の活性化につなげていく。


ということで、最後まで熱が入りっぱなしの前原君の発表でした。





発表後にも、ホンモノのわらび粉で作ったわらび餅を食べてみたいとか、
実演ワークショップに行きたい!などとても好評価でした。


今回はゲスト発表でしたが、地域の課題解決に向けたいい提案ができたと思います。


前原君の発表内容は、2月の課題研究公表会でも聞けますので、
わらび粉や地域の課題解決に興味がある人はぜひ聞きにきてくださいね!