2012年7月18日水曜日

トントンカチカチ(生涯学習講座) やってきました!

去る7月13日、岐阜市で開催されたイベント「つながりフェスティバル」にて生涯学習講座のひとつ
ステップ1「トントンカチカチ コーナー」を開催してきました。

  今回の会場はなんとモデルハウス!!中庭の池を囲むようにして建つモデルハウスの中やら外やら入り口広場やらに多くのブースが立ち並び、それはそれはテーマパークのような不思議な空間となりました。

当日は、44名の子どもたちと保護者の皆さん、合計110名近くもの方々がアカデミーブースに立ち寄ってくれました。さらにうれしかったのは、アカデミー事務局の方、元関係者の方、OBの方、生涯学習講座参加者の方々などなど、多くのアカデミー応援団の方々が、ぶらっと遊びに来てくれました。学外でもつながりがあるアカデミー、いいですよね。



「たからのやま」と称された端材の山の中から、好きな形の木材を選び出し、切ったり、釘をうったり、くっつけたり、色をぬったり、と思い思いの作品が生まれました。子どもたちは皆本当にすばらしい芸術家ですね。

中には、10cm角ぐらいの柱材をひたすらのこぎりで切っている子も登場。子ども達はいろいろなスタイルで、木と対話しながら作品を創り上げていました。

アカデミーで毎週3回実施しているプレーパークでも、一番人気のトントンカチカチコーナー、次回もいろんなところに出張していきたいとおもってます。














木材塗装の基礎(木固めエース)

先日、2年生の「木材塗装の応用」とうい授業で漆の授業風景をお伝えしましたが
1年生は「木材塗装の基本」という授業があります。
この授業では木材の塗装について幅広く学ぶという内容で、
5月にはオイル塗装について学んでいました

そして今回、オイルとは別の塗料をということで、
念願(?!)だった寿化工株式会社の木固めエースについて学ぶことになり、
なんとわざわざ埼玉県から寿化工の技術主任でいらっしゃる秋庭さんに来ていただきました。

木固めエースはウレタン塗料なのですが、岩手県では木製の給食食器に長年使われており、その安全性は確かなものです。
木の食器、木のカトラリーは大変人気があるのですが、
やはりオイル塗装では耐水性・耐久性 ・耐熱性など、様々なところで問題があり、
こまめな手入れが必要になってきます。
一方、漆を塗ればそれらの問題はカバーできますが、着色されてしまうという欠点、
または技術的に難しかったり、設備が必要だったり、難点が多いことも事実です。。
そこで登場するのがウレタン塗装です。
その中でも木固めエースは扱いやすく、かつ実績もある塗料なので、ぜひしっかり学んでおきたいものになります。


まずは、秋庭さんから木固めエースについて講義をしていただきました。
成分は何からできているのか、どういう反応が起きて固まるのか、
固まったあとの性能などをざっと説明していただきました。


それから、実技にはいります。
事前に用意した手板や木の器などに塗っていきます。


オイル塗装とは違い、吸い込みが激しく、器の内側に塗るとすぐに裏に染み込んで行きます。
学生たちを見ていると、やはり実技は楽しそうです。


塗って、3分おいてシンナーを染み込ませたウエスなどで拭き取り、30分おいて乾燥させ、
また塗って、、、、を3回繰り返します。
そして、16時間ほどおいてから水研ぎをして、最後に仕上げクリアを塗って完成となります。
多少手間はかかりますが、これでガンガン使っても大丈夫な食器が出来上がるのです。

この器たちは、塗装が終わったら、森のコテージに納品します。
1年生が作っているスプーンとあわせて、宿泊・食事される方はぜひ使ってみてください。

ものづくり講座 ぎふ清流国体グッズ プレゼン

ものづくり講座では、県立学校だからこそできる、ぎふ清流国体グッズづくりをしています。

これは2年生の「地産地消のものづくり」という授業で、地元・地域のためのものづくりをしますが、
今年は47年ぶりの岐阜で行われる国体の年。
県のほうから木製の国体グッズを作って欲しいという要望のもとこの授業を通して取り組んでいます。

2年生と1年生有志のそれぞれの学生は国体で岐阜に来た人たちに
どんなことを知ってほしいのか、
どんなことを伝えたいのか、
それをどんなアイテムで、どんなデザインで表現すればいいのか、
樹種は何を使えばいいのか、などなど
様々なことを考えてアイデアを絞り込んで来ました。


それを何度かものづくり講座内でプレゼンし、絞りこまれてきた中で、
最終プレゼンが行われました。
最終プレゼンには、県の林政課から此島さんが来ていただきました。
学生たちは、一人ひとりどんな思いで作ったのか説明していきます。



さぁ、最終的にどれが公式グッズとして選ばれていくのでしょうか。

乞うご期待!

演習林ヒノキ人工林の林分調査

クリエーター科2年生の授業で、演習林内のヒノキ人工林を調査しました。

 森林の現況を把握するための調査は、様々な場面で必要になります。
当然、その場面に応じて調査内容も異なります。ここで大切なのは、
どういう目的で調査するか(何を知りたくて調査するか)ということです。

 授業では、まず、何々を知るには何と何を調べればよいかを確認します。
それを知った上で、現地調査の実習に臨みました。

 今回の目的は、対象林分の今後の取り扱い方針を決めるための現況把握
です。調査区を設定して、胸高直径を輪尺で、樹高と枝下高をバーテックスで
測定します。測定器具をきちんと使えるかを確認しながら、調査を進めました。






 一とおりの調査を終えたところで、現地でこのヒノキ林の取り扱い方針を協議
します。また、その方針に沿って、いま間伐するとしたらどの木を伐るかという選木も
してみました。





 この後、教室にもどり、調査結果のとりまとめを行いました。得られた数値が何を
意味するか、そこからどんなことが読み取れるのかを見ていきます。

 今回の実習で、具体的な調査の手法を覚えるとともに、調査には目的があること、
その目的に合わせて調査結果をどう使えばよいのかなど、調査の基本を理解する
ことができたでしょうか(できたものと期待します)。

by 横井秀一

2012年7月17日火曜日

クリエーター科 出願期間 明日まで

クリエーター科の出願期間が明日18日(水)(消印有効)までです。まだ、発送されていない方、お急ぎください。

2012年7月15日日曜日

「施業プランナー 育成研修」での作業路線形踏査

 前回、施業図と林分データ、作業システムを基に作成した作業路案、
その作業路の現地線形踏査を、森林文化アカデミーの演習林で実施し
ました。

 今回の講師は岐阜県森林研究所普及企画係の池戸技術課長補佐、長屋
技術主査、また森林研究所の古川部長、臼田専門研究員です。各自が2
つのグループに分かれて、前回の線形を実際に踏査しました。




 最初に、開空度のある場所でGPSの電源を入れておきます。ハンディ
GPSの取り扱い方の他、データローガとしてのGPSをヘルメットの上
に取り付けました。GPSの時間と、デジタルカメラの時間を同じになる
ように調整します。

 続いて、ハンドレベルが正常かどうかを、2m赤白測量ポールをつかい
確認しました。

 さて、私は2グループのうち、既存の歩道を改修して作業路とする案
を作成した2班と行動をともにしました。

 舗装道から入る既存の歩道の勾配がきつく、いきなり問題発生です。
既存の歩道は勾配27%(15度)です。作業システム上、2tonトラックを
利用する案で、なおかつ幹線とする案なので、勾配をもっと緩くする必要
があります。



  作業路の線形を考える場合、「道をつくる目的」がしっかりしていなければなりません。作業路は地形上入れやすいところに入れるのではない。経営計画は何のために立てるのか。開設する作業路は幹線なのかどうか。などを充分に考える必要があります。

 結局、勾配を9%(5度)として地山を切り取り、盛り土して作業路を新設することとなりました。線形踏査ではハンドレベルと2m赤白測量ポールで見通し、勾配杭を打っていきます。



 勾配杭を打った場所はGPSのポイントを確定し、その場所をデジタルカメラで撮影して行きます。ハンディGPSには研究所の古川部長さんが前回の線形計画図を取り込んで下さっているので、よく分かります。




 ヘアピンカーブでは研修生全員で「切り」、「盛り」を検討します。長屋技術主査が地山の勾配、R6でのカーブ設定について助言を下さいました。

 半径が6mであれば、カーブの入り口から出口までの距離は6×3.14mとなる。緩い尾根でヘアピンカーブを設定するのが得策であるが、緩い尾根のどこにヘアピンカーブを設定するのかが問題。




 大橋慶三郎さんは「地山勾配が25度までがヘアピンカーブ設定の限度」と言っている。この現場の地山勾配は23度なので限界に近い。

 緩い尾根でヘアピンを切る場合、ヘアピンの手前の勾配を少し緩くし、ヘアピン内はレベルとすることが多い。しかし、狭い尾根でのヘアピンでは、ヘアピン内でも勾配をとる。

 ここでは半径6mのカーブなので、路面センターから2m赤白測量ポール横断3回で半径センター、6回で出口のセンターとなります。




 現場では地山勾配による切り取り土量を即座に見られる、長屋技術主査開発の「切り盛りくん」の使い方も勉強しました。





 最後に、チャート地質の岩石地帯で、今後の線形についてどうすべきかを検討して、一日の線形踏査を終えたのです。

 今回も蒸し暑い中、ご指導下さった森林研究所の皆さんと、熱心に研修に参加して下さった研修生の皆さんに感謝します。ご苦労様でした。



 以上報告、ジリこと川尻秀樹でした。

2012年7月13日金曜日

アカデミーブログ リニューアルしました!

こんにちは!

この度、アカデミーブログはリニューアルすることになりました!

装いは変わりましたが、今後も多様多彩な教授陣、事務方、時には学生が
岐阜県立森林文化アカデミーのリアルな情報を発信していきます!

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今後共よろしくお願いいたします!