ですが、今回は違います。
毎年1月号は、南雄三さんが監修する住まいを中心とする省エネや健康といった特集が組まれており、非常に読みやすく、ためになる特集が多いです。
今回の特集は、「パッシブを活かした新しい住まい」。いい響きです。
特集になっているパッシブって何でしょうか。太陽の熱や風を取り込むなど、自然のエネルギーを活用することで、暖房や冷房のエネルギーを削減する手法です。それ以外にも、地域にあわせてパッシブデザインにはいろいろな可能性があります。
これまで、省エネといえば、オイルショックを契機に始まった化石燃料の削減や、地球温暖化対策が目的だったものが、東日本大震災以降は脱原発も加わり、さまざまな目的の省エネが出てきました。
そのなかで、俄然注目を集めてきたのがパッシブデザインです。
��0名を超える執筆者によってさまざまな角度からパッシブに切りかかっています。こんな視点もあったんだと新たな発見があると思います。
ぜひ、一度本屋さんでパラッとめくってみてください。
私(辻)も執筆者の一人として、地域の気象の読み方を書いています。