2012年1月13日金曜日

課題研究:樹木の管理・保護計画の策定 その2

%99%92%92%E8.jpg
 課題研究・岐阜県立ひまわりの丘(福祉施設)の構内の樹木の管理・保護計画において、本日はグラント横に植栽されているカイヅカイブギの枝の剪定を行いました。
 写真のとおり、枝が伸びて、利用者さんや生徒さんが遊ぶ雲梯やスベリ台等の運動用具が使いづらくなっております。
 また、道路側では、特別支援学校等のスクールバス運転走行時において信号が見えづらい枝も伐りました。前回は、樹高が高いのでロープを使って樹上伐採により枝打ちを行いましたが、今回は、キックバックしにくいカービングバーを装着した小型チェンソーや枝打ちノコ、剪定鋏、高枝用のヘッジトリマ(剪定機)等を使い分けながら、地上から枝を落とし樹形を整えていきます。
 チェンソーの使用にあたっては、枝が混み合っているので、キックバックには要注意です。
 キックバックとはチェーンの先端上部90度位の部分を切断木材に当てた際、作業者側にチェーンソーが物凄い勢いで戻る現象であり、これにより、回転する刃が作業者の身体に触れ、大怪我をするケースがあります。特に今回は、枝打ち、混み合った状態であり、キックバック・回転する刃がちょうど頭部、顔のあたりにモロにきます。実際に卒業生も仕事中・枝打ち作業での事故もありました。キックバックの怖さは文章で表すことはできません。
 今回は、30本くらいの剪定を行いましたが、安全に作業をすることができました。作業はまだまだ続きます。