2012年8月31日金曜日

ぎふ清流国体 グッズ製作 2日目

さて、連日お伝えしているぎふ清流国体グッズの制作ですが、本日2日目の作業を行いしました。

早いアイテムでは朝から最終仕上げとして手磨き(サンディング)の工程に入っていきますが、
工程数が多いアイテムでは加工成形の段階のものもあります。


手磨きに関して言えば、とにかく丁寧にしっかりと磨き上げなくてはいけません。
そのため、時間がかかるので、多くの人手を要します。
しかしそれまでの張り詰めた空気の中での加工とちがい、
みんながおなじ作業台について顔を向け合って作業するので、
心なしか和気藹々といった空気になります。



それはそれでいいことですが、時に見る目が甘くなり磨くべきところを磨かず
先へ進めてしまうこともあるので、教員が検品に入り、厳しくチェックし再度磨かせます。


一方、加工成形が終わっていないアイテムのほうでは、
なかなか思うように進まないこともあり、このままでは、、、と考え、
後工程の作業を簡素化するために、急遽治具作りをしたりと、
教員も全体の進捗を確認しながら、ちょこまかと作業をしていました。
その甲斐あって、難しい加工のところをだいぶ簡略化することができました。


しかし、しかし、やはり2日間で終わらすという目標は達成できませんでした。
来週もう1日をこの国体グッズ制作日にあて、完成にもっていこうということになりました。

とにかく、普段のものづくり講座の工房とは全く違う、張り詰めた空気、緊張感。
こういう環境で1年2年総動員で生産をするということは非常にいい学びの場だと感じました。
定期的にこのようなことをやっていけるといいなぁ、と思うのでした。

また、完成したら報告したいと思います。お楽しみに!