先月開催された「自立循環型住宅研究会フォーラム2012」にて、今年卒業した中島君が昨年に引き続き建築実務者を前に発表しました。
ゲスト審査員は建築業界では今一番注目されている東大准教授の前先生。
前先生は世間で「エコハウス」といわれる建物に科学のメスをを入れ、特に温熱環境について本当エコなのかということを調査され、いろいろな驚きの真実を伝えています。
その前先生を前に、中島君が課題研究で取り組んだ「温熱改修促進ツールの提案」を中心に発表しました。
机上の計算だけでなく、実測して体感を得るのが大事と好印象+大絶賛!!!
ただ、タイトルが堅いとのご意見で、もう少し一般の人にもとっつきやすく「温熱ネタ帳」なんてどう?と提案まで。
めでたく、ゲスト審査員賞をいただきました。
記念に3人で写真をぱしゃり。(私が入って良かったのか?)
副賞も高価なシミュレーションソフトをいただき、中島君の果てしない温熱研究の道が伸びていきました。
働きながらの研究も大変ですが、彼ならきっと続けてくれるでしょう。
この話題は「日本住宅新聞」にも大きく取り上げられ、注目度が窺えます。
それに続いて今年の卒業生たちの頑張りの報告が届きました。
二級建築士や宅地建物取引主任者の合格報告が続々とやってきました。
どちらも国家資格とあって合格率も低く、なかなか受かりませんが、仕事の合間を縫ってかなり勉強しているのでしょう。
これからの活躍に期待です。